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何がいいんだ
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明日は慧の誕生日。
だから、誕生日プレゼントは何がいいか悩んでる。
いつも使えるものがいいよな。
洋服とか?
万年筆とかどうだろ。
うーん。
何がいいんだ。
あ、いいアイデア思いついた。
いや、でもな。
まぁ、これも一応予備に入れておいて、万年筆にするか。
万年筆買いに行きたいけど、絶対慧がついてくるから無理。
水澪に頼みたいけど、あいつ口が滑ったとか言ってバラしそうだし。
俺が愛用してるのでいいかな。
しかし、今日は慧がすごくうざかった。
何回だろ、4回くらい俺の部屋に来た。
全て拒否ったけど。
ほんとめんどくせぇ。
俺が包装紙に包んでて集中したかったのにしつこいから思わずしつこいって言ったけど、大丈夫だよな。
ま、明日渡せば機嫌は直るだろうし。
あいつ単純だからな。
―――――――翌日――――
「斗蒼様、おはようございます。」
「ん。おい、用がある。入ってこい。」
「失礼します」
「これ。お前に。」
とりあえず万年筆を渡す。
「え。俺に?え、なんかあった?今日。」
「は?お前の誕生日だろ?」
「えっ、だから…?てか、これ斗蒼の万年筆…」
「買いに行こうと思ったけど、絶対七海が付いてくると思ったから、俺が使ってるのにした。…嫌か?」
「全然。寧ろ嬉しい。」
「もう一つ、考えたんだけど、」
「何?そっちも欲しいな。」
「……俺♡とか言っちゃって(笑)」
♡とかやってみたけど商に合わねぇ。
流石に気持ち悪くなったわ。
慧はどんな反応してんだろ……
チラッと慧を盗み見て見る。
「ねぇ、朝から誘ってんの?」
「は?……ちょっ、まっ、てっん!」
「今日一日、斗蒼を独り占めしてもいいよね?プレゼントなんでしょ?
喜んで受け取るよ。」
「…/////お前……慧が満足するまで、いや、今日一日、好きにしろ。
俺は、慧を満足させてやるよ。」
「満足させてくれなきゃ困るけどね(笑)」
なんか上から目線の慧だったが、喜んでくれた様でよかった。
後々後悔するなんて思ってもいなかったから、幸せだった。
その風景は次ページに書かれるから、楽しみにしてて。
超絶倫な慧が見れます。
おかげで俺はプレゼントを自分にしなきゃよかったと思ってるよ、とても。
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