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招待 姫宮 宗次郎side
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あ〜すごく緊張する・・・!
だって、一目惚れした子にもう一度会うんだよ!
緊張しない方がおかしいって!
しかも婚約者候補として!!
これはもう神様が与えてくれたチャンスだよね!
緊張のあまり、僕は門を通れずにいた
するとほかの婚約者候補だと思われる男が馬車から降りてきた
結雨 「どうも、初めまして。如月 結雨(きさらぎ ゆう)と申します。
もしかして貴女も婚約者候補の方ですか?
今日は龍様の他にこんな素敵なお嬢さんに出会え
てとても光栄です。」
何こいつ・・・
たしかに僕は可愛いけど・・・!
姫宮 「は?それ僕に言ってるの?」
如月とかいう男はキョトンとした顔をして僕を見つめる
姫宮「はあ・・・ごめんねお兄さん。僕こんなに可愛いけど男なんだよね。」
すごい顔・・・
結雨 「す、すまない!」
しまった・・・!!一応こいつにも敬語で話さないと・・・
姫宮「・・・・・・申し遅れました。姫宮・・・と申します」
自分の下の名前を言おうとしてやめたから変な間ができてしまった
僕は基本自分の下の名前は名乗らない
だって、宗次郎って・・・・・・
全然可愛くないんだもん!!
そうして僕達はお互い黙って邸宅の中に入っていった
もう既に全員集まっているらしく、僕たちが最後だった
すると一人の男が階段の上から降りてきた
暖「どうも皆さん初めまして。間戸実暖と申します。
今日は、再び足を運んで頂きありがとうございます。・・・・・・・・・」
話が長いなーなんて考えていると・・・
龍「ただいま帰りました。」
この声は・・・!!
やっぱり!!
王子達「・・・・・・・・・っ!?」
王子たちの中にはなんだか驚いているものもいた
メガネかけてても可愛い!!
執事と間戸実さんがコソコソ話し出したかと思うと・・・
暖「チッ!!」
えっ?今舌打ちした?なんで?
暖「ゴホン、龍。その格好どうにかして来なさい。
(ギロッ)」
こいつ・・・今睨んだよな・・・?
龍「はい。」
行っちゃった・・・
暖「すみません。みっともない姿を見せてしまって・・・。お恥ずかしい・・・。」
みっともなくないし!!
制服姿見れてラッキーだったし!!
王子達「いえ・・・」
所々癇に障る間戸実という男・・・
もう!!僕の大事な人に酷い態度取らないでよね!
暖「では、私はそろそろ失礼させてもらいますね。あとは若い皆さんでごゆっくり。龍もすぐ顔を出しますので。それでは。」
早く行っちゃえ!
もう少ししたら会える!!
なんて呼んだらいいかな!?
龍様・・・だと堅苦しいか・・・
りゅんりゅん!
りゅー!
りゅうちゃん!!
えー!どうしよー!早く決めなきゃ!
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