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相方から恋人に 6
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「んふ、かねちかわい。」
何ケロッとしてんだこの人!
俺は心臓破裂しそうでやばいっていうのに!
恋愛経験豊富だからって余裕そうな顔しやがって…
「可愛くないです…」
本当は嬉しかったけど、恥ずかしすぎて否定する事しかできなかった。
「可愛いの。」
俺の言葉に少し不服そうにしながら、そう言って頭を撫でてきた。
りんたろーさんに頭を撫でられるのは心地よくて、大人しく撫でられていた。
「そろそろ帰る?」
しばらく撫でられていたら、問いかけてきたから、こくりと頷く。
帰る身支度を終えると、会計を済ませて店を後にした。
またりんたろーさんに奢ってもらっちゃった…
ありがてぇけど、申し訳ねぇ…
そういえば、今からどうするんだろ?
俺かりんたろーさんの家行く…?
それとももう帰る…?
正直、俺はもうちょっとりんたろーさんと一緒にいたいけど…
「俺ん家来る?」
りんたろーさんから聞かれると思ってなかったから、何か嬉しくなって
「はい!行きたいっす!」
と、くい気味で返事をしてしまった。
うわ、絶対俺嬉しそうだったよ⋯はっず⋯
嫌な予感がしながら、相手の顔をちらっと見てみた。
めっちゃニヤニヤしてんじゃん!
やめろよその顔!!
ほんと、クソほど恥ずかしすぎる。
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