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相方から恋人に 10
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かねちが頭を洗っていると、ふと身体に目をやる。
多分、さっきのかねちも同じ様な流れで俺の身体を見ていたのだろう。
ほんと、綺麗な身体してる。
なんか気持ち悪いやつみたいなこと言ってるかもしれないけど、見てみたら本当にわかると思う。
誰にも見せたくないけど。
「…りんたろーさんも見てるじゃないすか。」
頭の泡を流している途中、ちらっとこちらを見て指摘されてしまった。
「だってかねちの身体綺麗だもん。」
かねちは誤魔化してあんな事言ったんだろうけど、俺は素直にそう言った。
そしたらかねちは一気に顔を真っ赤にして
「っ…変態…」
なんて言うもんだから
「その変態が好きなのは誰だろーね?」
と意地悪してやった。
かねちはまた顔を赤くして、黙り込んでしまったため、
「ごめんって。ほら、洗い終わったんならこっち来な?」
と、宥めるようにそう言い、浴槽にいる自分の隣のスペースを少し開ける。
まだ少し不服そうにだが、浴槽に入ると隣に来てくれた。
こういう素直な所、ほんとに可愛いよなぁ…
思ったことを行動で示すように、かねちの濡れた髪の毛をよしよしと撫でてやった。
かねちは許してくれたのか、その後に俺が話しかければちゃんと話し返してくれた。
しばらくお湯に浸かりながら話していたが、のぼせるといけないと思い、「そろそろ上がるか。」と呟き、お風呂場から出た。
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