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保健室
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…っと , ここは?
何があったんだっけ?
確か 翔汰に好きな人いるって言われて
それが男で … で?
それで倒れたんだっけか。
ここどこだ?あったかいけど。
「あ,おはよ。大丈夫か?」
隣を見たら翔汰がいた。
ということはここは…保健室か !
そっか…運んでくれたんだ。
「ありがと…運んでくれて。
重かったでしょ?」
作り笑いする。ちょっとなんかしんどい。
体がだるいし重い…
それに少しフラッとするし。
「ん?いや,運んだのはあいつだよ。神崎」
か ん ざ き … ?
瑛兎 ⁉︎ なんであいつが? え?
僕が吃驚しているのに気づいたのか
「いや,お前が倒れた瞬間に彼奴が
校舎から走ってきてお前を抱きかかえて
俺に保健室案内してって言ったから案内
しただけ俺は。それにしてもすげェよなぁ…
お姫様抱っこだぜ?」
と , 翔汰は説明してくれた。
優しいな…僕昨日キ…キス拒否したのに。
なんで瑛兎は僕より先に学校にいたんだろ?
いつも朝弱いはずだよね?
まあいいか… 。後でお礼言っとこ。
じ ゃ な く て !
言えないんだよ!告白があって!
断った方がいい?それとも受け入れた方が?
僕ってあいつのことどう思ってんだろ。
好き… 友達として。保護者として。
「そか… 。んで瑛兎は今何処に…?」
冷静さを保つ為にゆっくり話す。
瑛兎にお礼言わんと。けど
告白もしっかりしなきゃいけない。
ぐるぐるする… 。
「え , さっきまでいたけど女の子に呼び出しされて行っちゃった」
女の子に呼び出し… 。
女の子に呼び出し …… 。
こんな時までモテんのかよ 。
なんとなくイラッ。
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