アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
※「危ない!」
-
うん、忘れてた。シリウスはメンヘラっぽい所あるんだった。レイは危険だから!って言うけど1番危険なのシリウスな気がする…。レイはお茶しよって言っただけなのにシリウスが煩いから断ったよ。
ていうか、さっきからなんでキスすんの?!恥ずかしすぎるんだけど!!……もしかして遊ばれてる?からかわれてる?でもなんで?
「全然分からん…」
「何が?」
こてんと首を傾げて聞いてくる。そのあざとい仕草は別の人にやって?
「シリウスのこと」
「僕のこと?」
「そう」
「何が知りたい?」
「………」
そういうことじゃないんだよなー。でもまぁ知らないこと聞けるかも!
「シリウスって彼……彼女居る?」
「居ないよ」
「じゃあ好きな人は居る?」
「居るよ」
うん、やっぱり!俺もそう思ってた!シリウスの人気ルートはレイ×シリウス。シリウスもはっきり「レイが好きだからって適当なこと言って離しちゃった。」って言えばいいのになぁ。
……あ、今思ったけどなんか遠回しにしてくる奴多くない?気の所為?
「ミヤビは?」
性的に好きな人は居ないけど可愛いっていう好きなら居る。てか推しだし。
「居るよ」
「?!…………っ、誰?」
「誰って……メルトだけど?」
俺結構分かりやすかったと思うんだけど……?
「メルト……ね」
「シリウスはメルト好き?」
「え?!好きなわけないじゃん!」
そっか、やっぱレイしか眼中にないってことだよね。
レイかっこいいもんね。
「………は?」
「え?」
「レイがかっこいい?あんな奴が?」
やば、口に出しちゃった。てか怖っ。
「ご、ごめん……」
「レイってかっこいい?」
「っ………」
俺は必死に首を振る。
「ふーん、」
な、なんか近くない……?嫌な予感しかしないけど……。
その予感は的中。唇が重なった。またすぐ離れるだろう。そう思った瞬間、口の中にヌルッとしたものが入り込む。
「んぅっ……?!」
「ん…」
「ふ、ぅッ……」
な、なんで舌っ……、レイが好きなんじゃないの??
「んっ、…ふ、ぁ」
苦しい……、口をずらそうとしても頬を掴まれていて逃げられない。
「んんっ、!」
ドンドンと胸を叩いてもビクともしない。
死ぬ、死ぬっ!離して!!
「んんぅっ〜」
シリウスは唇を離す。俺は酸欠寸前でゲホゲホと勢いよく咳き込んだ。
「なにっ……してんの、?」
「ふぅ…何ってキスだよ?」
分かってるよ!!
「違っ……なんで俺に?」
「好きだから」
「っ?!?!」
待って待って待って、シリウスはレイが好きなんじゃないの!?
「レイの事好きなんじゃ……?」
「はぁ?なんであんなやつ。……寧ろライバルだし…」
「最後なんて?」
「なんでもない。それより……」
俺の耳元に手を添えて言った。
「勃ってるよ」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
7 / 8