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第一章
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迅鵺は、その美貌と甘いトークセンスで数えきれない程の女を抱いてきて、満足させられなかった事なんてないくらい女を抱くテクニックを持っている。
男なんて抱いた事もなければ、性的に触れた事すらない。
それが当たり前だ。その筈だ。
それなのに、今にもはち切れそうなまでにそり勃つ自分の肉棒を、迅鵺の濡れて緩んだ入り口に押し入ろうとするこの男は何を考えてる?
生身の人間ですらなく透けてる姿で当たり前のように迅鵺に触れてくるこの男はなんだ?
迅鵺は、無理やり押さえ付けられながらボクサーパンツを剥ぎ取られると、ついに男の熱く滾った肉棒の侵入を防ぐ事が出来なかった。
「うあ"っ──・・くる、しっ・・抜けっ!抜けよっ!」
迅鵺の必死の訴えも虚しく、迅鵺の耳元へ唇を寄せると男は熱い吐息を溢しながら囁いた。
「駄目だよ・・お仕置きだって言っただろう?気持ち良過ぎて、忘れちゃった?」
次の瞬間、男は迅鵺の首元にかぶり付いた。
「いってえぇっ!!おいっ!やめっ──・・んああっ!」
あまりの痛さについ声を荒げたのも束の間、男は腰を思いっきり突き上げたのだ。
「ああっ!ちょ──・・まっ・・てっ、んあっ」
男のモノにまだ馴染んでいない迅鵺の中を容赦なく攻め立てる。
噛み付いていた口を離すと迅鵺自身の汁でドロドロにしてしまっている肉棒を握って上下に擦り始めた。
「んああっ・・やめっ、さわっなっ・・はあっ」
後ろは男の肉棒で突き上げられながら前も弄られて、同時に二種類の快楽が迅鵺を追い詰めていく。
「ハアッハアッ──・・いいよっ!迅鵺っ、すっごくいいっ!君は最高だよ。こんなにだらしなく、グショグショにして・・今にもイッてしまうんじゃないのか!?」
興奮し過ぎてしまったのか、いつの間にか迅鵺を呼び捨てにする男の言う通り、迅鵺は今にもイッてしまいそうになっていて、もう抗う言葉を口にする余裕はない。
快楽の限界が訪れようとした時、男はこれ以上ないくらい硬く勃たせた迅鵺の肉棒の根元を思いっきりギュッと固く握り締めた。
「はあっ!あっ・・なんっ、で・・」
“もう少しでイケそうだったのに──・・”
迅鵺の身体は、男に翻弄され快楽に支配されてしまったという事だろう。
「ふっ──・・イキたい?でも、まだイカせてあげないよ。」
男はそう言うと、また迅鵺の首へ手を伸ばした。
しっかりと両手で、少しずつ締め付ける力を加えていくと同時に、迅鵺の中も肉棒で突き上げてグリグリとかき混ぜる──・・
今度は、苦しさと快楽が迅鵺を追い詰めていった。
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