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第十一章
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一月三日。
悠叶の部屋に入り浸っていた迅鵺のスマホに、代表からLINEが送られてきた。
正月イベント詳細
・和装厳守、六日イベント初日はお年玉イベント開催
・七日から十一日に掛けてはカラオケ大会、仮装大会など勝負事イベント開催
・イベント十二日最終日はビンゴ大会開催
明日から準備に入る為、参加出来る人は午後一時に店に集合、以上。
正月イベントの詳細が送られてきて、迅鵺は悠叶に報告すると、予想通りの言葉が返ってくる。
「正月イベント、俺も行きたいですっ!」
「言うと思ってました・・・じゃあ、最終日来て下さい。多分一番盛り上がりますから。」
迅鵺に許可が貰えて、悠叶は上機嫌。
ニコニコしている悠叶を見ながら、迅鵺はある不満を抱いていた。
ちゃんと付き合う事になった日から今日まで、着替えを一度取りに帰ったくらいで、ずっと悠叶のアパートに寝泊まりしていた迅鵺だが、悠叶はキスはしてくるものの、その先はしてこない。
せっかく腹括ったのにっ・・悠叶さんはしたくねぇの?
迅鵺は悶々としていた。
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