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最終章
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「ん・・ふっ・・・」
唇は合わせたまま、悠叶のシャツを捲し上げた。悠叶の肌が露になった上半身に顔を埋めて頬を擦(す)り寄せる。
「悠叶さん・・好き・・・」
ポツリと言葉を溢して、悠叶の胸からキスを落としていく。
胸、脇腹、首・・・
迅鵺の寝室に、沢山の水っぽいリップ音を小さく響かせる。
酔っているせいか気分が昂ってきたせいか、熱を感じさせる熟れた瞳で悠叶の顔を見詰めてから、もう一度唇にキスをすると悠叶のジーパンを脱がした。
悠叶の露になったボクサーパンツに手を伸ばし、中央の膨らんでいる場所にボクサーパンツの上から、そっと触れた。
「やっぱり、まだふにゃちんっすね・・」
迅鵺はそう呟くと、ボクサーパンツの上からゆっくり優しく手のひらで撫でるように触れながら、唇でも触れる。
温かくて柔らかい悠叶の股間は、寝ている筈なのに少しずつ迅鵺に反応していくように弾力が増していくのを感じて、迅鵺は熱くなってしまった吐息を、ほうっと吐き出した。
「────寝てんのに、勃つのな・・・」
迅鵺は、ボクサーパンツを脱がして直接悠叶の剥き出しにされた肉棒を握ると、そっと舌先で舐め上げる。
まだ、半勃ちの悠叶の肉棒は、直接触れた舌にも反応して、ピクリと動く。
それが迅鵺は堪らなく愛しく思えて、悠叶の肉棒をジュプリと口の中へ含ませた。
「────んっ、んっ・・」
ジュルジュルと水音を立てながら、口の中で膨らんでいく悠叶の肉棒。
ついに硬く反り立った悠叶の肉棒に、迅鵺は甘い吐息を溢した。
目もとろんと蕩けるように熟れていて、頬もほんのり赤く染まっている。
色っぽい瞳で悠叶の顔をそのままの体制で見上げるが、アイマスクをしていて表情は良く分からない。身動きしないという事は、まだ眠っているのだろう。
けれど、薄く開かれた唇からは、時々熱く隠った吐息を漏らしていた。
「悠叶さん───・・」
迅鵺は、悠叶の名前を切なく呟いた。
自分も服を脱ぎ捨てると、熱く脈打つ自分の肉棒にそっと触れる。
「────はあっ・・やべぇ・・あんたが欲しいよ・・・」
迅鵺の肉棒は、既に我慢の限界というように先端からトロトロに蜜を垂れ流していて、ピクピクと震えている。
迅鵺は、まだ何もしていないというのに、腹の奥底からキュンキュンとした、痛みとも似てる切ない疼きに顔を歪ませた。
そのトロトロの肉棒を悠叶の硬くなった肉棒に擦り寄せる。
ヌルリと簡単に滑った迅鵺の肉棒は、悠叶に触れた瞬間、ドクンと脈打つ感覚に思わず声を漏らした。
「────あぁっ・・」
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