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最終章
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達した筈なのに、苦痛と快楽に揺さぶられた迅鵺の肉棒は未だ萎えずに震えていた。
「ハハッ・・凄い、まだ萎えてない・・本当はドMでしょ?」
悠叶はニヤリと笑みを浮かべて、迅鵺の首を締め付けたまま、再び激しく腰を動かす。
「はあ"っ・・あ"っ・・そん、な訳、ねぇっ・・あああ"っ・・」
途切れ途切れに否定する迅鵺だが、激しく揺さぶっても、苦痛を与えても、痛みを刻んでも、分かりやすく反応してくれる迅鵺の身体。
首を絞められているせいで、酸素が回らない首から上は熱を集め赤くさせ、瞳には涙が溜まっている。
そんな迅鵺の瞼に、悠叶はキスを落とした。
「ありがとうっ・・」
悠叶の声が震えている事に気付いた迅鵺は、不思議に思って悠叶の顔を見ると、悠叶の瞳に涙を見た気がした。
“泣いてんのか?”
ついさっきまで、ノリノリだった癖に───・・
迅鵺はそう言おうとしたけれど、悠叶が更に激しく腰を突き上げてきて言葉にする事が出来なかった。
恐ろしい程の快楽の中、迅鵺は意識を手離していった。
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