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最終章
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「なあ、悠叶さん。」
「なんですか?」
「もう、独りだなんて思ってねぇよな?」
「───そうですね。迅鵺さんが居ます。」
「生き霊飛ばして来る奴なんて、この先誰もいねぇよ。」
「───そうですね。それくらい迅鵺さんを愛せる人は、世界中で俺しか居ないです。」
「そんな恐ろしい奴を愛せるのも世界中で俺しか居ないっすよ。」
「そうですね。でも俺は、迅鵺さんさえ居てくれれば幸せです。」
「この首の痣も噛み跡も、愛されてる証拠ってことにしておいてあげますよ。」
「迅鵺さん・・・俺を救ってくれて、ありがとうございます。」
「大袈裟っすよ、悠叶さん・・・」
「迅鵺さん・・・キスしてもいいですか?」
「い、いちいち断らなくていいっ・・・」
「────そうですね・・・」
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