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強制両想いⅡ
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【堕落*炭善←宇/媚薬/淫乱/浮気/嫉妬/乳首責め】
「じゃあ行ってくる」
「行ってらっしゃい。春先て言っても結構寒いから気を付けてね」
「なら戻ってきたら暖めて?こんな感じに‥」
「…ぁんっ‥やだぁ…まだお昼だよ?」
「あーもうホント可愛いな‥このまま離したくない…やっぱ行かないとダメか?」
「不死川さんに稽古つけてもらうの自分で志願したんだろ?ちゃんと待ってるから頑張って来いよ」
「まあ善逸がそう言うなら…気合い入れる為に何時ものくれないか?」
「…んっ、行ってらっしゃい」
「…ッ…行ってきます」
仕事を済ませたその足で、任務中に保護をした子供の治療の為に蝶屋敷を訪れた
預けている間に新たな嫁さん候補に会いに行く事にした
すると門の前で不死川の屋敷に向かう竈門に襟巻きを巻いてあげながら行ってらっしゃいのチューで送り出す善逸を見付けた
その様子はまるで新婚だ
人目を憚らず常にイチャイチャしていて仲の良い二人
腹立つ程に嫌味な感じも全くなく、つい見守りたくなる可愛らしい組み合わせ
見ているこっちが照れちまうくらいだ
仲が良いのはいいことなんだが妬ける光景だな…
「よォ…相変わらずの仲良しだな」
「あれ?宇髄さん、何か変な音がする…お疲れですか?」
「あ?まぁ、鬼に攫われたガキ共を救出しながら夜通し派手にぶった斬ってきたからな」
「うわ、大変でしたねιだから此処に居るのか」
「重症の奴も居たからな。治療が済むまで暫く待機だ」
「だったら俺の部屋で少し休んでいきませんか?今なら丁度伊之助も居ないし静かですよ」
「え?」
まさかの誘いに驚いた
しかも、竈門は勿論、猪も居ないから邪魔者は誰も居ない
二人とも行き先は違うが鍛練に出掛けて暫くは帰って来ない
珍しく任務も使いもなく一人で留守番する羽目になった善逸と二人きり
…個人的にはかなり都合の良すぎる展開だ
願ってもない機会が舞い込んだ
「って言っても何の持て成しも出来ませんけど」
「いや、取り敢えず仮眠が取れればそれでいい」
「ですよね。俺ももう一眠りしようかな…昨夜はあんまり眠れなかったし」
「寝てないって…朝まで竈門と励んでたのか?若いだけあって元気だな」
「へ?やっやだ違いますよ?!炭治郎とは伊之助が居たらデキないし……お守り作ってたの!」
「ふーん…お守り?」
「ほら、あの、不死川さんってスッゲー厳しい人だから心が折れた時に励みになると思って…」
「アイツがそんなタマか?健気と言うか、ただの竈門バカだな」
「はぁ?惚れた相手が地獄に行くんだよ?!だからちょっとでも応援したいじゃない!そしたらもっと良い男になって戻って来るし!」
「あっそ…俺よりイイ男になるのは無理だろうからそこそこだな」
「何ですと?!炭治郎が一番に決まってるでしょ!」
部屋に通されるなり、床の支度をする善逸の惚気を聞かされる
はっきり言って興味はないが身振り手振りで話す様子が可愛いから聞いてやる
そのアホ面や真剣な表情も怒った顔も…見ていて飽きない。全てが愛しい
何時からか親睦を深めていくうちにコイツが欲しくて堪らなくなっていた
だけども既に人のモノ…付かず離れずの関係を築いて遠くから見守るだけで十分だった
「ねぇ、宇髄さんってお嫁さん達とはどんな感じ?」
「は?ど、どうしたんだよ急に」
「ちょっと参考にね。あれだけの美女を3人も虜にしてるし、仲も良いから夫婦円満の秘訣が知りたいです」
「円満?俺とアイツ等ってそんなに良い仲に見えるのか?」
「この前だって4人で旅に出たり、温泉巡りに行ったりしたんでしょ?お三方から思いっきり自慢されちゃった。羨ましいな」
「まあ色々と遊んだりもしてるがお前にはそう見えてんだな‥」
「俺だけじゃなくても誰が見たってそうですよ?幸せそうで何よりです」
「あー…いや、そうじゃなくて俺はアイツ等の旦那として居る資格がないのかもしれない」
「…え、…どういうこと?」
「嫁の事は三人とも同じくらい好きだし大事に思ってる…が、それ以上に気になる奴が出来た」
「気になる人?」
「既に相手が居るから叶わないけどな」
「えぇっ宇髄さんみたいな人でもそんな事あるの?!何処の美女ですか?」
「美女なんかじゃねーけどある意味派手な奴だ…ソイツへの想いを消してくれるんじゃないかと嫁達に愛情を向けてより仲を深めてきた…」
「…うん」
「けどな、どうしても諦めきれなくてな…人のモノって分かってるけど惚れちまったら抑えんのは無理だ」
「そっか…俺、炭治郎の次にアンタが好きだから宇髄さんには幸せになって欲しいです」
そう言って慰めのつもりか俺の頭をポンポンと撫でてくる善逸
やっぱり竈門が一番か
俺がどんなにコイツを想っても届かない
叶わない恋だとは分かってた
でも、どこか可能性はあるんじゃないかとも思ってた
だが、現実はそんなに甘くはない
心が無理なら…せめて躯だけでも…
なんて邪などす黒い感情が巡り始めた
「けど勿体無いですよね、アンタみたいな男前がずっと片想いって有り得ない」
「そんな事ねーよ。俺が一方的に好きなだけだしな」
「そんなに好きなら奪っちゃえば良いのに」
「‥‥え?」
「もし俺が宇髄さんだったら後悔したくないからそうするかな。だって腹立つくらいの色男だから余裕でしょ」
冗談かもしれないが今の一言で覚悟が決まった
俺の気持ちに気付いてないからそう言えるんだろうな
本気で奪いにかかったら俺を選んでくれるか‥?
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