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第1話
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『○○市で咲守 要(サキモリ カナメ)くん17歳が行方不明に………』
コンクリート作り部屋のテレビの前にスウェット姿で座る男が視界に入る。僕を探しているニュースが連日放送されている。
「あ、おはよう、要♡よく眠れた??」
僕は何も答えずに睨みつけた。口に貼られたガムテープで文句も言えない。
「今日も怖い顔してるね♡でも、すぐにだらしないお顔にしてあげるからね。」
ここに連れてこられて2日は経つと思う。抵抗するからとまともに飯もくれない。
「じゃあ、今日はコレとコレね?」
ベッドに縛られている僕を見下ろしながら壁にかけてある道具を取る。ローターにアナルビーズ。僕は必死に首を振るが行動を制限されていてこいつの思うままだ。
「んっ………」
ローターを先端に当てられて声が出る。それと同時に尻にローションと指が入ってくる。気持ち悪い。涙で前が見えない。
「気持ちいね。」
首を横に振ると機嫌を損ねたのか声のトーンが下がる。
「気持ちよくないなら射精さなくてもいいだろ??」
根元をゴムのような物でキツく縛られた。身体は反応するもので快楽の波が押し寄せてくる。
「ぅんんっー……。」
「キツそう。でもね、ここからだよ???」
グチュグチュになった後ろに玩具を押し入れる。スイッチを入れると振動して変なところに当たってしまう。
「んんんんんっ!!」
仰け反る身体、抵抗力の欠如、諦めてしまおうか。と思ったところで意識が飛んだ。
次に目覚めるとやはり手足は拘束されていたが口のガムテープは取られていた。
「おはよう♡要くんはすぐ寝ちゃうんだから!!」
手に持った皿からシリアルをスプーンで掬うと僕の口へと運ぶ。
「い、いらない!!!」
そっぽを向くがお腹が主張をする。そういや長いこと食べていない。目が覚めた時にテレビで時刻を確認したがまもなく3日経つところだった。
「ほら、食べないと死んじゃうよ?」
しぶしぶ、口に入れる。久しぶりに食べる物がシリアルなのは少し不服だが、美味しい。
「そういやあんた、なんで僕をここに連れて来たの。なんであんな事するの。」
話が出来る時に聞いた方がいい。そう思った僕はこの変態に質問をした。
「なんでかはまだ答えられないのよ。こんな事するのは、俺の趣味だから。ってか俺は守宮 透(ヤモリ トオル)。トオルって呼んでよね。」
せっせと僕の口へシリアルを運びながらそう答えた。
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