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Cause is Me
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「…………そんなわけねーよな」
ぼそりと呟いてからテーブルの下から這い上がり、席に着き直した。ところ、生徒会メンバーの視線が一気にこちらへ。
うん、わかってた。
「「「「……………」」」」
無言の威圧が辛すぎて泣きたくなる。
しかたないんだけどな。
「お久しぶりです、先輩方。といっても入学式以来ですが。」
一応、丁寧に挨拶をしておくのは、少しでも好感度をあげるためなんだが……。
それは失敗に終わったらしい。
「…………晴翔くん、……なぜあなたがコイツと………、」
憎悪を含めた視線は俺から外さずに、まず口を聞いたのが副会長。
そこまで嫌われると本当に悲しいなぁ。なんて思わないこともなくもなくもなくなくない。
「ぁ、こいつは俺の親友で、結姫、って言います。まぁ変わった奴ですが良いやつですよ。」
晴翔は原因を知ってか知らずか、俺をフォローする言葉とともに紹介する。
変わった奴、は余計だけどな。
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