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That Day Once Again
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という意味もない言い訳を並べながら自室へ向かって歩いてると、後ろから肩を掴まれた。
振り向くとそこに立っていたいたのは…
「…………ヤっさん。」
クラスの担任の東堂泰大先生でした。
「よお、不良少年。ちょっと手伝い頼まれてくれや。」
そう言って俺の腕を掴み、職員フロアへと連れて行かれる。
「なんだよー、俺なんもしてないぜ?」
掴まれた腕に、決して優しくはない力を感じて聞いてみる。しかし、ヤっさんは「だまってろ。」と言ったきり無言で俺を引っ張って行った。
ヤっさんの部屋につくと、ベッドに放り込まれる訳でもなく、拘束されてキスされる訳でもなく。
ただ椅子に座るよう言われただけだった。
「今日は運ついてないなぁ…。」
溜息とともに出た言葉。あのままゲームに没頭していればよかった、そう思わざるを得ない。
今日一日の流れにウンザリしていると、ヤっさんが唐突に話を切り出した。
「1年前のことで話があるんだ。」
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