アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
The Beauty is Justice
-
すでに5人に声をかけて3人とはアドレスの交換もした。けどやっぱり用事がある奴が多いのか、遊んではくれないようだ。
「ねぇ、何してるの?暇してる?じゃぁ俺とあそぼーぜ!」
可愛い子から綺麗な子まで、顔とスタイルが良い女に片っ端から声をかけていた。
「え〜、なにそれぇ。強引だよぉ、クスクス。」
引きずったみたいな、甘ったるい喋り方の女だ。近くで見るとそんなに可愛くもなかった。ハズレ。
「だよねぇ。やっぱ用事がある?じゃぁさ!メアドだけ教えてよ。」
ゲットしたところで連絡しねーけど、なんて本心は心の中に閉じ込めておこう。
遊ばない方向にシフトチェンジして、話を進める。
「えぇ〜?あたし暇だよぉ?」
けど女はそれを許してくれなかった。
こーゆー奴はめんどくさいんだよな。あとあと。
だけど、声をかけたのは俺で、引くに引けない状態だ。
(まぁ寝るだけならいいかな。)
なんてゲスい思いで返事をする。
「じゃさ、どっか行こうぜ?行きたいとこある?あ、名前教えて。」
「マミだよぉ。んー、あ、あれ欲しぃ〜!」
女がクスクスと笑いながら自己紹介して、指を指したのはクレーンゲーム。
デカイぬいぐるみが入ってる。
「ねぇ、あたしにとってくれる?」
マミちゃんが上目遣いで首を傾げる。身長は俺より小さいが、顔は可愛くない。ブスがそんなことしても可愛くない。
とにかく可愛くなかった。
「マミちゃんは可愛いなぁ。いーよ、俺とクレーンゲーム得意!」
頭をポンポンと撫でて、クレーンゲームに挑戦する。3回目の挑戦で見事にゲット。
はい、っと渡すと芝居っぽくよろこんでくれた。
本当は1回で取れたんだけど、この女が腕に胸を当てるようにくっついてきて、邪魔だった。
「マミちゃん胸大きいね、すごい当たってたよ。」
そういうと、恥ずかしそうに、
「やだぁ…、えっち…!」
とか言うから殴りたかった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
44 / 82