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Irritated for Frustration
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「はぁ〜〜〜…っ」
帰りのSHRも終わり、ほとんど誰もいなくなった教室で、深くため息をつく。
「なんスか先ぱぁい、こっちまで辛気臭くなるじゃないっスかぁ。」
堂々と先輩の教室入ってくる道生には常々呆れる。顔がいいから許されるのか?世の中不公平だな。
「なんだ結姫、悩みか?恋か?どんまいだな。」
「ちげーよ、勝手に話しつくんな!?」
晴翔はおちょくるかのように、ていうか完全に俺をおちょくってきてる。
結局あの日、俺は学園の前まで車で送られて、己の欲求を満たすことなく帰ってきたのだ。
蓮のことは2人には話した。ちなみにこの2人は俺が休みにナニしてるかを知ってる。
知った上で友達やってくれてるあたりは感謝しなきゃだよな。
まぁ、そんなこんなで性欲がはんぱないことになってます今日この頃です。
「なんでもねーよくそったれ。あーハラヘッタ。」
「ちょっと、まじで機嫌悪過ぎっスよ先輩?レン、?さんでしたっけ。原因そっちっしょ、八つ当たりやめてほしいっスね!」
あまりにも俺の機嫌が悪いのに、道生がキレた。道生は意外と短気だったりする。
「わーったよ…、帰ろ。」
ヒョイっと鞄をとって教室を出る。晴翔と道生も文句を言いながらついてきた。
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