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えっちな義弟くんのカラダ共有♡年上二人に溺愛されて夜も眠れません
寝取られごっこ 2
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しばらく甘い声が響いて……綾瀬が小さく呻いた。それと同時に声が小さくなって……ちゅっ、ちゅっというキスの音が響く。
さらに少ししてから、後ろから急に航の手が握られた。
「航、これ……凛ちゃんを抱いた時に俺がハメてたゴム……何かに使って」
「……凛のナカに入ったゴムか……うん、まぁ一応もらっておく」
航は複雑な気持ちでゴムの口をしばってポケットに入れた。生温かかった。さっきまでこれが凛のナカに……そう思うだけで航は興奮する。もうだいぶ色々と終わっている……自覚はしているがどうしようもない。
凛が好き。世界で一番好き。でも、それ以上に凛が誰かに抱かれているのが見たい。
本当は今すぐ振り返ってみたい。でもいいよと言われるまでは絶対に振り返ってはいけない。航はぎゅ、と手をポケットの中にいれてコンドームを握りしめた。
「んっ、んっ……んっ、ん……ね、舐めたい……」
少しして、じゅぷ、じゅぷ、ぐちゅ、という音が響く。おそらくフェラをしているのだろう。凛が可愛いお口を大きく開けて、舌を突き出して綾瀬の性器を咥えている。おいしいものを食べたり、綺麗な言葉を話す時に使うための口で、他の男の性器をしゃぶっている。
航の背中にぞくぞくとしたものが走る。頭が熱くなってきて、心臓がバクバクとする。その状態で性器を握って行うオナニーは……最高だった。
……見たいな。
だんだん、そう思うようになった。
それは「見るなのタブー」。世界中の神話や民話に見られるモチーフ。「見てはいけない」と禁止が課せられていたにも拘らず、それを破ってしまったために悲劇的な結果が訪れる物語。
後ろからはぐちゅ、ぐちゅ、という音が聞こえる。
「……凛、今ナニされてるの?」
「あっ、あん、そんなに見たいの? お兄ちゃんのえっち……ふふ、『もういいよ』……」
その言葉を聞くやいなや振り返った。ベッドの上で四つん這いになっている凛と、その後ろから腰を抱える綾瀬がいた。凛は黒のビキニの上下を着用しているが、綾瀬は何も着ていない。ならしていたのか、ローションのボトルとティッシュがベッドに置いてあった。
凛が下着をずらして、綾瀬にお尻の谷間のひだひだを見せつける。とろぉ、とローションが垂れて太ももを流れていく。
「お兄ちゃん、ちゃんと我慢できてえらいね……ご褒美に、綾瀬さんとのナマえっち、好きな所でじっくり見ていいよ……!」
コンドームを開封しようとしていた綾瀬が手を止める。後ろから抱きしめて耳元で囁く。
「え、凛ちゃん。ナマで出していいの?」
「うん……いっぱい出して」
「……凛ちゃん、好きだよ。君が、他の誰かの事が好きでも、どんな趣味を持っていても……地獄の果てまで一緒にいたいな……」
綾瀬は熱っぽい声で言った。航はそれを聞いて背筋が氷が当てられたように冷たくなる。この男は、もう完全に凛の虜だ。凛も相当のものだが、こいつはこいつでどうにかしている。
義理とはいえ弟に恋をして誰かに寝取らせる僕も、義兄とその友人に共有されて悦ぶ凛も、それらすべてを丸ごと受け入れている綾瀬も、全員、どうにかしている。みんなおかしい。でも、やめられない。この関係を、凛を捨てることなどできない。
航もまた凛に惹かれて離れられない。無邪気でおっとりとしていて可愛らしくて……誰よりもいやらしくて、性に奔放な、魔性をもつ弟。
航は凛と綾瀬が犬のように交尾をしているベッドに近寄る。端正な顔に退廃的な笑みを浮かべて自慰をする航と、それをものともせずに性行為を行う凛と綾瀬。誰かが少しでも疑問を持ったら終わってしまうような、脆い硝子のような三人。
「あっ、あっ、ナマすごいっ! ぬるぬるって奥に入っていくのぉ! あ゛っ、あっ、あああああっ!」
「凛ちゃん、航……お兄ちゃんにしっかり見せてあげようね……」
「あああん! あん、だめぇ、だめ、おにいちゃんに見られてるのに、入っちゃいけないところに入ってるのぉ! あん、あっ、あっ!」
航はじっと見ていた。凛のとろけた穴が綾瀬の赤黒い性器を咥えこんでよだれを垂らしている所。じゅぷ、じゅぷ、と出し入れされるたびに凛がイッている所。精液を垂れ流しすぎて、もう出ない性器を震わせて腰を振っている凛。その顔に浮かぶのは愉悦。綾瀬がその顔を強引に振り向かせてキスをする。舌を絡める。
「はっ、はぁっ……出るよ、凛ちゃん!」
「あっ、あっ、あん、出してぇ……凛のおなか、いっぱいにしてぇ……!」
航は最後までじっと見続けた。まばたきも忘れて。最愛の弟が友人に種付けされている所。お腹の中をかき回されて舌を出して喜んでいる所。凛のナカから出て行く綾瀬の性器、先端から垂れる残滓。ぐぽ、という音がして溢れて出る大量の精液。ベッドにうつぶせになって身体を震わせる凛。
そんなのを見続けながら、航もまた射精していた。床に精液を吐きだして、それでも目が離せない。ふと目が合った。にっこりと笑って、涎を垂らしながら凛は言った。
「あっ……あふ……は、はっ……あ、あしたはおにいちゃんのばん、だよぉ……」
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