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えっちな義弟くんのカラダ共有♡年上二人に溺愛されて夜も眠れません
プレゼントちょうだい
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「い、いくらなんでもひどい!」
凛が可愛いほっぺを膨らませて二人に抗議をする。お腹のナカの風船は抜いてもらった。綾瀬は申し訳なさそうな顔をしているが、おそらく今後もどうしようもない提案をする。計算ではなく、悪気もなく、素でろくでもないことを思いつく……彼はそんな男だ。
拗ねる凛の頭をぽんぽんと撫でて、航が優しい顔で言った。
「凛は今日頑張ったから、お兄ちゃんがプレゼントをあげようね……一か月前に約束したものだよ」
航がそう言うと、凛の顔がぱぁっと明るくなる。一か月前。航が窓に凛を押しつけて立ったまま後ろから致した時だ。凛が何かを欲しいとおねだりしたが、すぐには準備できなかったので一ヶ月待ってもらったのだ。綾瀬は不思議そうな顔で二人に聞く。
「プレゼントって何?」
「えへへ、見てのお楽しみ!」
「……僕は、凛が望むなら……」
航はぎゅ、と唇を噛んだ。珍しいな、と綾瀬は思う。狡猾で計算高い航にこんな顔をさせる……一体どういうプレゼントなのか、とにかく気になった。
航が立ち上がる。上に羽織っていたニットのカーディガンを脱いだ。白いカッターシャツ一枚になる。
それからボトムを脱いだ。さらにブランド物の仕立ての良い下着も脱ぐ。下半身が露になった。まだ勃起していない性器がだらりと垂れさがっていた。
しっかりと筋肉のついた白い足が露になる。その太ももにはゴムで出来た黒いレッグリングが装着されており、カッターシャツの裾に向かって三本のベルトが伸びていて留め具できちんと挟んでいる……シャツを固定するために使う、いわゆるシャツガーターだった。
シャツの前のボタンも開ける。何も着ていない。裸にシャツだけを羽織って、太ももに性の匂いを感じさせるガーターを装着し、航は清潔感のあるボストンタイプの眼鏡を指で整えた。ふわりとパーマがかかったオレンジブラウンの髪の毛が揺れた。
髪の毛の隙間で航と綾瀬は目が合った。義理の兄弟なのに、血が繋がっていないのに、なぜか凛と似ている。ふと、そう思った。
「わーっ、お兄ちゃんえっち! すごい……じゃあ、後ろ向いて?」
凛がぱちぱちと拍手しながら、にこにこと笑って言った。航がぎゅっとシャツの裾を握って……ゆっくり後ろを向いた。思わず綾瀬は息を飲む。航のシャツの裾から見えるお尻、その谷間に栓のようなものがはまっていた。
何だそれ、そう言おうとしてふと凛を見た。相変わらず可愛くにこにこと笑っているのだが、その笑顔はゾッとするほど冷たかった。見てはいけないものを見てしまったようだった。この義兄弟の間に立ち入れない……何かそんなものを綾瀬は感じた。
「……凛。おにいちゃんの初めて、もらってくれる?」
「うん! 今日は二人でお兄ちゃんをいっぱい可愛がってあげる……ねっ、綾瀬さん!」
「は!?」
いきなり話をふられた。綾瀬は何が何だか分からない。航はうつむいているので顔がよく見えない。
凛はにっこりと微笑んで、航の手を引っ張って、ベッドに押し倒した。そしてとろけそうな声でこう言ったのだ。
「ねえ、おにいちゃん。おにいちゃんのカラダも、心も、ぜんぶ、ぜーーーんぶ凛のものだよ……おにいちゃんの人生、凛に丸ごと全部ちょうだい…………」
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