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樹
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「あっ……樹……ごめん……寝ちゃって……」
「……ん……」
僕が急いで樹に謝ると樹は、何故か僕の胸を指さして照れくさそうにする。
「え!?なに!?」
僕は慌てて自分の胸を見ると……
「ぎゃー……」
なにこれ……!?はだけてる……し、しかも……なんかキスマークついてる!?
もしかして……
「ちょっと意地悪した……」
樹がつけたのか……じゃなくて!!
「何してんだよ!」
「ちょっと意地悪。」
「は?」
「人の服にヨダレつけて寝るし、オマケに乳首見えてるし……一回やったからってそんな油断して……」
え!?ヨダレ……
「それはごめん……でも、油断なんて……」
「油断だろ!知らない男の前でそんな……」
「違うよ。」
「あ?」
「知らない男じゃない……!僕らは……その、友達……なんだから!」
そんな他人みたいなこと言わないで……
僕がこういうのを予想してなかったのか、樹は、少し固まってから、
「……ごめん」
と謝った。
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