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樹
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悠side
「はぁ……疲れた。」
樹のこと……見ただけで顔が赤くなっている気がする。
というか……胸がドクドク鳴るんだ。
こんな感覚初めて……
これは、僕が樹のことを……?
……でも、そうだとしたら、向こうは僕のこと絶対好きじゃないんだから……バレないようにしないと……
「よっ、悠。」
「ひゃっ!!」
「ほら、一緒に帰るんだろ?」
「うん……」
僕は高3だから、樹といれる時間は限られている。これから塾始めるから忙しくなるし……
それまでにこの気持ち何とかしなきゃ……
「悠。俺ん家来る?」
「え……?」
___僕は言われたまま樹の家に行った。
嫌じゃなかったし、むしろありがたい。
「で、どうしたの?」
樹が僕を家に呼ぶなんて何かあるんだろう……
「その、俺が教えるから、塾行くのやめね?」
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