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樹
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「樹……その……」
う……目を合わせられない。
目を合わせたら襲ってしまいそうだ。
「あ?なんだ?」
「……いや、いまなに作ってんの?」
何って……
「ホットミルク?」
「え……?ミルク?」
「おう。風呂上がりだろ?当たり前じゃん。」
「……あっ、そっか!樹の家ではそうなんだね!めっちゃ豪華……」
あれ……温泉とかでもホットミルク買うだろ?あれ……あれは、冷えたやつだっけ?まぁいいや。
俺ん家ではそうだが……
まさか、悠はホットミルク嫌い???
「……どうぞ。でも、嫌いだったら俺が飲むから無理すんな。」
「……あっうん。」
悠の手小さ……
小さいこの手で俺の捧げたものを受け取る……
「……おいしぃ。からだあったまる。」
「だろ?今の季節にピッタリだ。」
やべぇ。俺どんどん変態オヤジになっていく……
自分でもこっちが素だって知らなかったから……気持ちわりぃ。
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