アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
.
-
みんなPHSがなり、急変対応へ出ていく
夏樹も救急の部長と話があり、出ていった
明希は俯きながら潤目になっていった
「行っていいよ…」
俺は明希を椅子に座らせ目線を合わせるが、明希は顔をそむけたりした。
「俺、行かねぇよ?」
「な、んで…?
僕が居るから…?」
「何でそんな事言うんだよ」
「だ、って…」
明希は俯き何も言わなくなった。
いろいろ探っていくと、「誰かに言われた?」
そう言うと明希は反応した。
どこで言われたら「屋上」と呟くように言った
「梶先生?」
「な、んで…?」
「前に言ってなかった?
屋上でいろいろ話しかけられたって」
「聞いてたの?」
「もちろん。
夏樹か一希に話してたでしょ」
「あの時に言ってない事あっただろ。
他には何を言われた?」
明希はぶつぶつと言っていたが、たまに小声になるから聞きのがさないように聞いていた。
「離れなくてもいい。
ずっと俺の傍に居ろ」
「み、んな言ってるよ…?
葵兄から離れなきゃいけないって…
僕が居るから葵兄は負担なんだって
葵兄もそう思ってるけど、小さい頃の約束があるから離れれないんでしょ?
いつも僕が迷惑かけてるから…」
泣き出す明希にゆっくり、ゆっくりと説明する。
今は受け入れられないかもしれないが、説明した。
明希は頷く事も首を振る事もしなかったが、聞いてくれたと思う。
明希を抱き寄せ背中を撫でると、よくに言う泣き寝入りをした。
一応夏樹に伝え忠告はしてもらうように言った。
夏樹も一希のように明希をかなり可愛がっている。
30分すると夏樹は戻ってきた
梶先生に忠告した話と明希に何て言ったのかは聞いた。
あぁ、俺が直接言わなくて良かったとは思う。
俺から離れろとか迷惑してるとか言ったらしいが、お前は何様だよって話だ。
俺から離れたらたぶん何もする気おきない
それは夏樹が分かっている話だ
小さい頃から明希が一番だし、他の奴より魅力がある
明希がニコニコ笑うと俺はやる気おきるっていうか明希が居ればやる気おきるし
それはみんな知ってるからなんだけど。
「明希、寝た?」
「あぁ、泣き寝入り」
「泣いてたの?」
「梶先生が言った事っていうかいろんな人に俺から離れろって言われてるから迷惑してるって思ってるのかもな」
「んー、なんかそんな事言ってたような…」
「ん?」
「奥谷先生の迷惑もあなたには知らないんですか?って言ったって言ってたような気する。
明希が心配だから適当に聞いて忠告したけど」
「あいつは俺のなんなんだよって話。
明希が居なきゃ医者やってねぇし」
「葵はそんなもんだよ
明希が居なきゃ生きてないでしょ
いつも無表情だったし顔色悪いし」
「そうか?」
「医学部中みんな心配してたよ?
葵は大丈夫か?って
俺はよく知ってたから何にも言わなかったけど
みんな言ってるからね
顔色戻って喜怒哀楽があるって」
「そりゃあな」
「明希が居るからだよね」
苦笑する夏樹に、俺そんなんだったか?"と疑問だった
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
87 / 99