※このお話はフィクションです。実際の人物・土地・団体とは一切関係ありません。

『勉強を楽しめってのは、お前にはハードル高いだろうからな。ほら、その…友達と話すとか、他校の恋人作るとか。…あ、いんのか。』

白衣を身に纏い、短い髭を生やした三十路の理科教師・飯島望。

『オレ、年上がいい。』

学ランを着崩す、くすんだ短い金髪が目立つ不良生徒…谷原一真。

『ぅし、“センセー”。』
『伸ばすなっつってんだろ。こんなん、今時小学生でも言えるぞ。ほら、“センセイ”。』

人気のない、いつもの秘密の場所でたむろして、他愛ない話をしていただけのはずが…??

『…のんちゃんセンセは特別。』
『た、たにはら…っ、だめ…っ!!』

ルックス抜群のやんちゃな男子学生×ダウナー教師

『のんちゃんセンセ、オレ、本気だかんねっ!!』
『～…っ』


4月の戯言


『本気でそれ言ってんのかよ、谷原…。』



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