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嫉妬させたい *雀亀
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ある日。
「雀羅を嫉妬させたい」
「「はい?」」
龍華と虎雄が声を揃えた。亀次が珍しい事を言ったからだ。
「…えーっと、亀ちゃん? 何でまた、そんな事を?」
「いつも通りにやっておってもつまらなくて…」
「アイツがキレたら取り返しのつかないことになるぜ?」
「そうだよ。やめときなって」
龍華と虎雄が止めていると、麒胡がやって来た。
「おや? 何を話されてたんです?」
麒胡に内容を説明した。麒胡は微笑みながら答えを返した。
「そういう事だったら、某と協力しませんか?」
((嫌な予感‼︎))
「具体的にはどのような?」
「某をうんと甘やかしてください」
「と言うと?」
「某を甘やかしている場面を見ればきっと雀羅は嫉妬します」
「ふむ。なるほど。名案だ」
「いや、名案じゃないから‼︎ きーちゃんも何考えてんの⁉︎」
「愛しい亀次の頼みを聞いて何が悪いんです?」
「お前だって知ってるだろ‼︎ 雀羅の怒りの恐ろしさを‼︎」
「某だって亀次をとても愛してるんですよ? ですから雀羅に見せつけてやろうと思いまして」
「…どうなっても知らないからね」
そして作戦を決行した。仕事から帰宅した雀羅を出迎える。
「ただいま帰りました」
「雀羅。おかえり」
「亀次〜。癒しを‼︎」
「…す、すまぬ。夕飯の準備が途中だった故、今日は我慢せよ」
「…むぅ。分かりましたよ」
頬を膨らませ、拗ねてしまう。雀羅が着替えを済ませ、亀次に寄ろうとすると麒胡がいた。
「おや。お戻りだったんですね」
「…えぇ。それよりも、何故そんなに近いんですか」
「いけませんか?」
「私の恋人なんですけど。離れてくれませんか?」
「わー。亀次〜。雀羅が怖いぃ〜」
「…よ、よしよし」
「なっ⁉︎」
麒胡の頭を撫でる亀次。それを見た雀羅は怒りで全身が震える。
(…や、やりすぎてしまった‼︎ そろそろ麒胡に離れてもらわねば‼︎)
「…き、麒胡。そろそろ離れてくれぬか?」
「えぇ‼︎ 嫌ですぅ‼︎」
聞いた内容とは違う行動に出た麒胡。そのことに焦る亀次は驚きを隠せない。雀羅は怒って部屋を出ていった。
「…ようやく出て行きましたね」
「麒胡‼︎ 何故違う行動をしたのだ‼︎」
「おや? 奴には刺激が強すぎましたかね」
「そ、そういう問題ではない‼︎」
「でも覚えておいてください? 某は本気だという事を」
麒胡から解放された亀次は自分の部屋に向かう。雀羅は完全に怒っていたので、顔すら見るのも恐ろしく感じた。
「…うぅ。やりすぎてしまった。絶対、雀羅は許してくれぬだろう。まぁ嫉妬されたいなどと言った我が悪い」
その時、障子が開いた。そこには雀羅がいた。
「…じ、雀羅‼︎」
「そういう事だったんですね? だから麒胡の頭を撫でたりしたんですね?」
「…そ、それは」
「麒胡も貴方を狙ってるみたいですが、貴方は私のモノなんです。絶対、渡したくない‼︎」
強引に部屋に入ると、押し倒し、ズボンを脱がされる。当然、亀次の力では雀羅を振り払うことはできない。
「覚悟はよろしいですね?」
威圧感に押され、何も言えなくなってしまった。
———
——
—
「っ♡ うぁっ♡ も、やめっ♡」
「貴方に拒否権があるとでも? それに満更でもないのでは?」
両手を縛られて、先端にはブジーが入り込んでいて、雀羅が中を舌でひたすら舐めている。
(し、舌がっ♡ 敏感な部分に、当たって、るっ♡)
「貴方も知ってるでしょう。私は怒ると妖力が左右されると。何故、嫉妬させたかったんです?」
「…っう♡ も、っと、激しくして、ほしかったか、ら」
「…え?」
「直接お主に言っても、我の身体を優先的に考える其方だからっ♡ 嫉妬させて、その気にさせようと、したっ♡」
事の発端を聞き、雀羅はしばらく沈黙する。穴から舌を抜き、片足を上げる。
「うぁっ♡」
「…貴方は私たちと身体つきが違うから、傷付けてしまってはならないと思って、ずっと加減してきましたが、どうやら必要ないみたいですね」
勢いよくブジーを抜く。溜まっていたものが激しく噴き出す。
「あぁぁぁぁっ♡ いきなりっ♡ 抜くなぁ///♡」
「お望み通り、激しくしてあげますよ‼︎」
雀羅の長いペニスが亀次の中へ入る。広がっているため、いつも以上に感じやすくなっていた。
「ひあぁぁぁぁっ♡」
舌を突き出して、感度の良さを表していた。快楽が全身に行き渡る。
「はうぅっ♡ じゃ、くらあぁぁぁぁっ♡」
「中で締め付けてくれるから、私も早くイキそうです」
動きが早くなり、皮膚がぶつかる音が鳴る。そして同時に達する。
「あっ♡ あぁぁぁぁっ♡ イ、くっ♡」
「私もです。一緒にイキましょう」
勢いよく中に出され、先端から潮を吹いた。亀次は少し痙攣している。
「…すいません。少々やり過ぎてしまいました」
「…か、構わぬ。元は我が望んだこと。そ、の/// き、もち、よかった///」
「今度は嫉妬させないで、言ってくださいね?」
「…しょ、承知した」
顔を赤くしながら恥ずかしそうに呟く。雀羅は亀次の頬にキスをした。
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