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海人の想い シェルケヴィ
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シェルビラが珍しく体調が悪くなり、ケヴィンが看病している。
「シェル。大丈夫?」
「…な、何とか」
「ユリウス。シェルは治る?」
「シェルビラは僕たちと違って薬は特別だし、個体差もあると思うけど、このままでも大丈夫だよ」
「そっか。ありがとうな」
「大したことないよ。それじゃ、何かあったら言ってね」
「うん‼︎ 分かったでー‼︎」
ケヴィンはしばらくシェルビラの様子を見た。
(薬が効いて眠たなってる。そろそろ部屋出よ)
ケヴィンが離れようとするとシェルビラは引き止めた。
「…ケヴィン。行かないでくれ」
「シェル?」
「…最近、夢を見るんだ。お前が俺から離れる夢を。いつかそうなるのは分かってるが、俺はお前を離したくない」
「俺は絶対シェルの側から離れん。この先もずっと一緒やで? シェルのいない生活なんて嫌や」
「本当に、離れないか?」
「うん。約束する」
シェルビラの額に小さくキスを落とした。
「早よ元気になってな」
「あ、あぁ///」
不意打ちキスをされ、顔を赤くしたシェルビラだった。
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