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*鬼の嫉妬 もとなる
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鳴瀬と浴楼が修行しているのを基が恨めしそうに見ていた。
「…最近、2人仲良しじゃない?」
「ライバル同士だから、互いに刺激合う部分があるんだろう」
「鳴瀬は僕だけのものなのに‼︎」
「独占欲曝け出すな」
基は鳴瀬と恋人になってから異常な程、独占欲を持っている。
そんな事とは知らず、2人は修行の成果を見せていた。
「ちょっと見ててください」
浴楼は水で剣を作り出す。鳴瀬は驚いていた。
「すごいな」
「貴方の能力を参考にさせていただきました。もちろん、斬る事も可能です」
「遠距離武器も可能か?」
「えぇ。全て水属性付与です」
「よくやったな」
「鳴瀬のお陰です」
「俺は何もしてない」
「…貴方は私の目標です。颯クンの片翼として精進します‼︎」
「そうか。応援している」
「ありがとうございます‼︎」
鳴瀬は浴楼の頭に手を置いた。それを見た基は浴楼にバレないように睨む。
(う、うわぁ… これはやべぇな)
「…鳴瀬。そろそろ帰るよ」
「分かった。じゃあな。浴楼」
「あ。ちょっと待ってください」
浴楼は紙袋を持ってきた。中身は大量のプロテインだった。
「私が毎日飲んでるんですが、いつもより多く買ってしまって… 是非鳴瀬も飲んでください」
「いいのか?」
「いつも修行の相手をしてくださるので、ちょっとしたお礼です」
「…何だか気を遣わせてしまったな。ありがたくもらう」
プロテインをもらった鳴瀬は少し嬉しそうにしていた。その顔を見ていた基は、目を見開いて唇を噛み締めた。
(…アイツ今日死んだな)
———
——
—
店に戻り、鳴瀬はトレーニングを始めた。基は鳴瀬がトレーニングが終わるのを見計らって、プロテインを作っている。
「はい。鳴瀬」
「すまない」
プロテインを全て飲み干した鳴瀬。基が近寄って、鳴瀬の頭を撫でる。
「…鳴瀬のタンクトップ姿、可愛い」
「何を馬鹿な事を言っている///」
「本当だよ」
「…そ、そうかっ」
突然鳴瀬が基に倒れ込む。基は鳴瀬を受け止めると、自分の部屋に連れて行った。意識が朦朧としている鳴瀬の服を脱がせる。
「…も、とい?」
「…君が僕を嫉妬させるのがいけないんだよ? 自覚してる? 君は僕のものだって事」
「い、一体どうした⁉︎」
「僕と浴楼くん、どっちを選ぶの?」
「…アイツとは何の関係も無い。強いて言うなら、ライバル関係だ」
「けど、帰る時プロテインもらって、すごく嬉しそうにしてたよね? あと、浴楼くんの頭撫でたじゃん‼︎ 彼は颯の仲間だから、とやかく言わないけど」
基は鳴瀬の胸を爪先で軽く引っ掻いた。鳴瀬は声を上げる。
「うあっ♡」
「…絶対許さない」
ローションを取り出して、鳴瀬のペニスにぶちまけて、搾り取る様に擦る。
「あっ♡ はあっ♡ ひうっ♡」
「こんなので感じるのもいいけど、もっと気持ち良くさせてあげる」
手に持っていたのは、ガーゼ。それを先端に乗せる。鳴瀬は何か感じたのか、基に止めるように言う。
「ま、待て‼︎ 基っ‼︎ やめて、くれっ‼︎」
「嫌だ」
容赦なく擦られる。鳴瀬はただ喘ぐ事しか出来ない。
「あ”ぁぁぁぁぁぁっ♡ やだっ♡ おかし、くっ♡ なるっ♡ んお”ぉぉぉぉっ♡」
「擦っただけなのに、イったんだ。すごいね。ローションガーゼ」
「あっ♡ あっ♡ あぁっ♡ やめっ♡」
「…反省した?」
「したっ♡ したかりゃっ♡ これっ♡ やめてぇぇっ♡」
普段の鳴瀬からは絶対出ない声。基にしか見せない、鳴瀬の一面。
「でもさ、気持ちいいんだよね? さっきから潮吹いてるよ? だから、イかせてあげるね」
先程より、強めに擦る。鳴瀬は身体を弓のように反らして、舌を突き出した。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡」
先端から潮を吹いた。疲れたのか、肩で息をしている。
「まだ終わってないよ? 僕の怒りが冷めるまで、付き合ってもらうから」
基は服を脱ぎ捨てた。ローションが垂れてる穴に自身のペニスを挿れる。
「うぅっ♡」
「相変わらずココ緩いよね? ま、ほとんど僕の所為だけど」
ゆっくり中に入れ、壁に到達すると、鬼の姿へ変わる。
「あぁぁぁぁっ♡ 中でっ♡」
「コレ、好きでしょ? 覚悟はいい?」
腰を持って激しく動き出す。基のが、深く鳴瀬の中に刺さっている。
「あうっ♡ ひんっ♡ んうぅっ♡」
「もっと声、聞かせて?」
肌が合わさる音が部屋に鳴り響く。
「中に出すからね?」
「あっ♡ あっ♡ ま、待っ…♡」
「待たない」
「~~~~~~~っうぅっ♡」
快楽に耐え切れず、先端から潮を吹いた鳴瀬。
(あぁっ♡ 中がっ♡ 基ので一杯だ♡)
その後、鳴瀬は気を失った。
———
——
—
「…んぅ。基?」
「おはよ。鳴瀬」
行為後。基は後処理をしてから、鳴瀬の側で寝たらしい。
「…鳴瀬。可愛かったよ」
「それ以上言うな///」
「本当の事言ってるんだけどなぁ」
「…お前を嫉妬させた事については謝る。だが、心配するな? 俺は基のものだ」
「…絶対だからね?」
「約束する」
2人はそっと唇に重ねた。
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