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16※
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ギシギシと、スプリングが軋んでいる。
それは乱暴で、まるで何かを考えないようにさせるための———そんな行為だった。
ただただ、欲望のままに———
そう言うには、何かが足りない。
「ん、ぁ、あっ、ゃ、まっ、で……あっ、あぁっ」
後背位でこんなに乱暴な行為は初めてだった。片腕を掴まれれば逃げようにも逃げられず、振り解く前に快楽がやってきて、ずぶずぶと引き摺り込まれてしまう。
(なんでっ……俺、今いったのにっ……)
射精をしても、動きは止まることはない。暴力的とも言える乱暴なセックスに、七生は抗うことも出来ていなかった。
「やだっ、ぁ、あっ、今、きた、からっ……ぁ、あっ、やめ、やっあぁっ」
どんなに首を横に振っても、城島の腰は止まってくれない。七生は涙と唾液を垂らし続けて、びくびくと身体を震わせながら何度も絶頂した。
それこそ自身の精液が絶えるまでだった。何度も何度も奥の弱い場所を突かれ、押されて、その度に嬌声を上げる。けれど、城島の動きは止まることはなかったのだ。
(なんで、こんなのばっかり……)
最近、毎日のように抱かれることが増えていた。
城島は仕事が終わるとすぐに帰宅するようになり、夕食や入浴を済ませて、ベッドに入ると誘ってくるようになった。
そして、こんなふうに乱暴なセックスを繰り返している。
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