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固くなったものが当てられた感触に、七生は思わず顔をかっと赤く染めた。
「き、城島さんっ……」
「……なに?」
気付いていない、ととぼけるように城島は優しく言った。
「ど、どうして勃って……」
「好きな子が自分がする事で気持ち良さそうな声出してんだから、こんなんにもなるよ」
ますます顔を赤く染めた七生を見ると、城島は「なんでそんなに照れてんだよ」と言う。
本当にずるい、と七生はそんな彼を見て思った。
(うずうず、するよ……俺、もう……)
七生の後孔は、城島のものを受け入れようとひくついている。七生自身も、それが早く欲しくてたまらなくなっていた。
「あの……」
「ん? どうした」
覆い被さった城島の腕をそっと撫でると、七生は物欲しげな目をした。
自分でもどう言えば良いのか分からないけれど、それは今、自分が一番望んでいることだった。
そんなに急かしても良いものか、と一瞬、七生は戸惑う。
「……俺、早く、欲しいです……」
「え……」
「き、城島さんの、が……早く、欲しいです……」
早く、来てください———
そう言うと、ぷつんと何かが切れた音がした。
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