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「うぅ……。」
俺はゆっくりと目を開く。
目の前に見えたのは俺がさっきまで見ていた青空じゃなくて、灰色の天井。
「ぐえ、」
起き上がろうとすると首を絞めつけられる感覚がした。
首を手で触ると、自分に首輪のような物がつけられていることがわかった。
その首輪には鎖が繋がれていて、それは俺が寝ていたベッドに繋がれている。
辺りを見渡すが、あるのはコンクリートの床と壁と、俺が今乗っている金属製のベッドだけ。
窓などは1つもなく、重そうな扉が俺の居る場所の反対側の壁にある。
ベッドの脚は床と繋がっていて動かせないようだ。
「何だよ、これ…。」
俺は胡座をかいて頭をガシガシと掻く。
何で俺はこんな所にいるんだよ。
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