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「あー…。」
あの後光一に顔の手当てをしてもらった。
俺はベッドに戻り、光一は部屋を出て行ったきり何処かへ行ってしまって戻ってこない。
「…来ない、よな。」
扉を少し見てから、自分の身体を扉に背を向けるような形にして胡座をかく。
そしてジャージのズボンに手をかけた。
というのも、キスをされたときに俺の息子さんは半勃ちになっていまして。
手当てして貰っているときは何とか我慢してたけど、スッキリしないし、そろそろ限界だ。
「…んっ、はぁ…っく」
ユルユルと自分のものを抜き出す。静かな部屋に自分の荒い息とグチャグチャという音が響いてなんだか恥ずかしくなった。
「楽しそうなことしてますね。」
抜くのに夢中になっていると不意に後ろから声をかけられた。驚いて動かしていた俺の手は止まる。
「僕にもやらせてください。」
「え、いや、え、」
腰に腕を回され、がっちりホールドされる。
そして俺の手より一回り大きな手が俺の手に重ねられた。
グチュグチュと卑猥な音が聞こえる。そこに俺の喘ぐ声と耳元で聞こえてくる光一の荒い息が混ざって何だか興奮した。
「んっ、あっ、ひっ、ああっ」
「梶さん…可愛いです。」
チュッとうなじにキスをされる。
ゾクゾクと寒気がして、俺は果てた。
「梶さん。」
「はぁ…は、ぁ……なんだよ。」
「何で抜いてたんですか?」
何でそういうこと聞いてくるかな!キスしてたら勃ったとか恥ずかしくて言えないわ!
「……。」
代わりの回答が何かないか考えるが何も案が出てこない。何でこういうときに限って案が出てこないんだよ!クソ!
「まあ言わなくても分かりますけどね。キスして感じてたんでしょう。」
図星過ぎてなにも言えない。
凄く、恥ずかしい。
「僕が上に乗ってたとき固くなってきてたの分かりましたよ。だからこれは後から抜くんじゃないかと思いまして。」
「……。」
「予想通りでしたね。」
ああ、もう。死にたい。
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