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適当に俺のも光一のも抜いて、手に出された2人分の精液をティッシュで拭き取り、ゴミ箱に投げ入れる。
「呆気ないですね。」
ベッドから降りて立ち上がる俺の背中に向かって声をかけてくる光一。
「抜くだけだし。いちいちイチャつくのも疲れる。」
「…どこ行くんですか?」
「手洗ってくるだけ。」
部屋のドアノブに手をかけると、また光一に声をかけられた。
「梶さんはお医者さんと学生とウサギさんだったらどれが好きですか?」
「は?」
質問の意味が全くわからない。お医者さんと学生とウサギさん?
俺が黙っていると、光一は1人で何かを考えたようで「わかりました」と言った。
「それじゃあ、おやすみなさい。」
「…おう。」
部屋の扉を開けて、部屋から出て行く。
手を洗ってから家の玄関に向かってみた。もしかしたら出れるかもしれないし。
ガチャガチャとドアノブを押しても引いても扉はびくともしない。逃げられる可能性があるなら俺のこと野放しにしとくわけないよな。扉が開かないのは当然か。
元居た部屋に戻ると、光一は布団を被って仰向けに寝ていた。
俺は光一と少し距離を置いて布団に潜り込む。
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