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ねぇ…なんなのっ…?
なんなのなんなのほんとに一体なんなのこれはっ…?
いや…まじでこれはどうなってるかとかもはや絶対に説明なんてしたくないから悪いなっ。
…………いやさ?アマギさんが着替えてって言うんだよ。
…このメイド服に?
ま、もう着ちゃってるんだけどね、俺。
なんでかって?
だってアマギさんがこれ着て店番してるだけでお菓子作りをみっちり教えてくれるって言うんだもの。
仕方なくね?
…って仕方なくねーよッ!!
ねぇ?ほんとに何してんの俺っ!?
なんでメイド服着てんの似合ってんのまじで意味分かんないんだけどっ。
「アマギさん…」
「うん、いいよ…そこに立ってるだけで。」
「…えっ?あの…」
「大丈夫。お客さんいない時は俺が見ててあげるから。」
「……」
……HA?
何がだよっ?
何がどう大丈夫なんだよ意味分かんないから説明してよっ?
ねぇ…もしかしてこの人も…?
この人もあの人達の仲間なのっ…?
あの…俺を精神病に追いやった意味分かんない人達の。
「凜君…脚細いね。」
「えっ?そうですか?」
「なんか人形みたいだね。」
「いや、そんな事は…」
「ショーケースに入れて飾りたいね?」
………HA?…AHO?
飾りたいね?じゃねーしっ。
なんで疑問形…?いや、そこじゃねーだろ俺っ。
なんだよアマギさん…めっちゃ尊敬してたのにイタい人なのかよっ?
十五才の少年の純粋な憧れに対して現代社会が生み出した歪みをもって答えるんですか?アマギさん。
あなたはオタクなんですかそれとも変態なんですかどっちなんですかアマギさん。
よしっ。聞こうよ俺っ?
聞いてみればいいじゃない。
「あの、アマギさ」
「俺さ、昔羽白と付き合ってたんだ。」
「……」
……はぁ。オタクでも変態でもどっちでもねーよただのリアルBLだよっ。
だよなだよな。
だからあの人達と一緒なんだよなっ?
「……えぇーーッ!?」
「いらっしゃいませ。」
…は?何このタイミングっ。
なんですかその笑顔っ?
キラキラしすぎて眩しいんですけどっ。
そして俺…めっちゃ見られてますけどっ?
ていうか無許可で写メとか撮られちゃってますけどっ…?
「あの、一緒に撮ってもらってもいいですか?」
は?嫌だよなんでだよふざけんなよっ。
「はいっ、もちろんです!」
ねぇ?なに快諾してんの?
バカなの俺っ?
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