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第0話 後悔を知って
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好きだった。
友人としてより、もっと別の意味で。
例えばそう…憧れとか、本当に好きって感じ。
人の言う恋を、俺は彼にしていた。
でも、俺は酷く後悔している。
幼馴染かつ同性に恋をしてしまったこと。
想いをどうしても告げられなかったこと。
彼を…今でも好きなことを。
「う…ぁッ…」
「良いね、身体素直になってきたじゃん。」
「ふざけ…んっ…!」
腹の中の変な部分を突き上げられ、身体が反射的に浮く。
同時に金属のチャラっとした音が響き、手首が痛み出す。
視界は滲み、頭はボヤけ、身体中を蝕む熱が酷い。
頭は鈍ってるはずなのに、感覚はヤケに生々しく、身体が悲鳴を上げるようにビクビクし始めている。
我慢できたことが我慢できない。
力が、思うように入らなくて、ただこの状況を受け入れさせられている。
腹の中は圧迫されて苦しいはずなのに、触れてくる熱が的確に俺の弱いところを突いて感覚をバグらせようとしてくる。
やめて欲しいのに、強く拒めない自分が嫌になりそうだった。
拘束され、とんでもない辱めを受けさせられているというのに。
普通、こんな状況だったら誰しも相手を嫌いになるだろう。
それでも俺は…
彼のことが好きなんだ。
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