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43 大翔視点
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晴翔が帰ってから勉強したりスマホで動画見てた。
夕飯は母さん帰って来なかったけどでも最近はLINEで伝えてくれたり、早く帰ってくる日もたまにだけど前よりは増えたから良しとしてる。
寝る前悠里に電話そろそろしてみようと思ったら、
なんと千尋から通話してきた。すぐ出た
《もしもし千尋から電話くれたのはうれしいな》
「間違えた、じゃっ」
はい?このまま終わらせたくない
《あっ待って待ってよ》
「なに?」
良かった切らずに反応してくれた、ここはよしっ
《明日部活ないでしょ?良かったら遊ばない?》
「ウザいしキモい」
はいお決まりのセリフ可愛い可愛い
《じゃあまた誘うね、近いうち遊ぼうね》
「考えといてやるよ、じゃあな大翔」
ツンデレ可愛いな、
《ありがと千尋プチッ》
切られた。素直になればもっと可愛いのになぁ
ん?
悠里からメッセージ来てた。どうやらタイミング被っちゃったんだ。おやすみとあったからメッセージだけにして寝た
朝になり、学校の準備と簡単に朝ごはん食べて出た。母さんは部屋にいるようだった。今日は休みなんだろう。「お疲れ様」呟くように言ってから登校した。
登校中悠里には会えずに学校着いた。
「おはよー」「うぃーす」「はよー」
ウチのクラスはそれなりに皆平等である程度はまとまってる。千尋も協力事はやるけどクール過ぎるから必要以上は話さない。でもここ最近…
「千尋おはよー」
「おはよ」
「昨日は電話嬉しかったよ」
「あれは間違えて押しただけ」
負けないぞ
「でも俺の画面開いてたからそんな間違え起きたんでしょ?ちょっとは意識してくれたんだねありがとう」
「本当ウザいしキモい」
「好きって事だね」
「かもな」 えっ?
俺が驚いてると後ろ向いて顔近づけてきた。まさか…
「冗談だよバカ」
びっくりしたすぐ向き直ったけどあの笑顔ドキッとした。めっちゃ可愛い…イカンイカンこれは口説いてるんじゃない、あくまで友達だ。落ち着け大翔。
「はーい皆さんおはよーいちろー朝の会始めちゃいまーす。」相変わらずのテンション岡田先生
朝の会開始だ。
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