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45 千尋視点
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「ごめんね千尋今日は約束があって、でも行きたいから次の休みじゃだめかな?」
昨日は自分から誘ってきた癖に
「松丸?」
「なんで分かったの?」
言ってみたらやっぱりそうだ。
「お前ら仲良さそうだし、映画2人で観てた」
「親友だからよく遊ぶだけだよ」
親友…本当にそれだけか?
「分かった考えといてあげるよ」
「本当?ありがとう」
「じゃあ」
「うん気をつけてまた明日ね」
優しく言ってくれる。草下と大翔は会わたくなかった。色々バラされた。でもアイツは拒絶しなかった。嬉しかったよ…ちょっとだけね
「ただいま」………
綾乃さんは?いつもならすぐ出迎えてくれるけど、
「お帰りパパの天使ちゃん待ち侘びたよ」
この声は「パパ?ただいま今日は早かったんだね?」
「ああっ昨日は千尋に触れられなくてずっとパパ寂しかったんだ。昨日パパがいなくて千尋も寂しかっただろう?」
抱きしめながら言ってきた。
むしろホッとしてたよ!
「うん、寂しかってた。ねぇパパ相澤って人が昨日挨拶してきたよ。中田さんと代わったんだ?」
「そうそう、中田は辞めたから後任に私が任命したんだ。安心しなさい、害はないし、すぐに慣れるさ」
本当にただ辞めただけなのか?
俺が生まれる前から居た人なのに…
「じゃあお部屋に行くね」
「千尋バスローブだけに着替えていつもの部屋に来なさい。今日はじっくり可愛がってあげるよ」
やっぱりそれ目的か、でも逆らったらもっと酷い事されるかもしれない。
「はい、パパ」
俺は部屋に戻って一度裸になり、バスローブだけ羽織った。
ドア開けたらパパは目の前
「待ちきれないなぁ、ヨイショッと本当千尋は軽いなぁ」
お姫様抱っこで地下室まで連れてかれる時
「ただいまー、おっ何これからヤんの?パパ俺も混ざっていい?」
嫌なタイミングで兄貴が帰ってきた。
「可愛い雪哉おかえり、もちろんだよ。着替えたら下に来なさい」
「丁度ムラってたんだよ。ちぃちゃん今日も家族仲良く気持ちくなろうね?」
もういいや1人も2人も同じ
「うん」
そして俺はパパと地下室へ移動した。
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