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72 悠里視点
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ガチャ
「フゥ疲れたーお母さんご飯」
「はるちゃんはお風呂先よ」
「晴翔パパと入るか?」
「ヤダ変態」 「男同士だろうが」
「ひろくんならいいけどお父さんはね」
「また大翔かぁ」
大翔会いたいな、今何してるんだろ?
「兄ちゃんさぁ試合なんか全然見てなかったね?」
「えっそんなことは…」
「ひろくんでしょ?ずっと頭は大翔ー」
図星だけど
「ごめん…」
「いいよわかってたから。」
夕食後部屋に戻りもう帰ってるよね?
だが通話中みたいで繋がらない。
もしかして…晴翔の部屋行ってみたら
「最低だよ、ひろくん!
あれだけ立花って人と浮気しないでって言ったのに
兄ちゃんにどう説明すんのさ?」
「立花と浮気ってなに?」
「悠里?」「兄ちゃん!」
晴翔のスマホを奪い取り話した。
「今すぐウチに来て説明して!
来なきゃどうなっても知らないから…ブチ」
「兄ちゃん…」
頭おかしくなりそう、
ウゥッ…グスッ…涙が止まらない。
「俺大翔に捨てられたんだ、もう俺なんか好きじゃないんだ。立花を選んだんだ。」
「兄ちゃん…気持ちはわかるし俺も怒ってる。でもひろくんも訳がありそうな言い方だったし、とりあえず言い分も聞いてあげよ?」
しばらくして
ピンポン
「はーい」
「こんばんは突然こんな時間に失礼いたします。大翔の母桐原楓と申します。いつも息子がお世話になってるそうでありがとうございます。こちら宜しかったらどうぞ」
下に降りたら大翔とお母さんも来た。なんで?
「まぁはじめまして、悠里の母小百合です、
こっちは主人の勝です」
「悠里の父でございます。どうぞよろしくお願いします。とてもお美しい」
「あなた!とりあえずお2人とも上がって下さい」
「あっいえお構いなく私は一度ご挨拶をさせていただきたかったので、息子が悠里くんと大事なお話をしたいからと聞かないものでご一緒させていただきました」
「でしたら子供達は部屋で、私達はリビングで良かったらお話しませんか?まだそこまで遅くはないですから。中々お話出来る機会もないと思いますし、ゆうちゃん達もいいわね?」
頷くだけした。
「ではお言葉に甘えてお邪魔いたします。
こんばんは悠里くん、そちらは弟さん?」
「はじめまして晴翔です、ひろくんにはお世話になってます。」
「改めて大翔の母よ、よろしくね。
じゃあ大翔しっかりね。
けじめは付けなきゃだめよ。ママは待ってるから」
「うんありがと母さん……悠里」
俺は無視して歩いた。
「ひろくんとりあえず兄ちゃんの部屋行くよじっくり言い分聞くから」
晴翔も多少はキレてるのが分かる
俺の部屋に3人入ってドアを閉めた。まずは
バチンッ!
大翔を一度叩いた
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