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翌日
「じゃあな大翔…」 「また明日部活頑張って」
結局悠里と今日も話せず帰る途中
「桐原くーん」 智樹だった
「久しぶりだね」
「少し疲れてそうだね、でもごめんね実はさ」
智樹の発言に俺は何か割れる音がした。
「というわけだから今後は悠里くんにあまり近づかないでほしいな彼氏としても。
悠里くんも話したくないそうだから僕だけで言いに来たんだ。
晴翔くんとも君のせいで絶交されたってさ」
えっ?
今度はあんな仲良しな兄弟仲まで壊したのか…
また俺のせいで、、、
「僕は悠里くんを傷つけたり、
ましては浮気なんかしないから安心してまかせてね。晴翔くんとも仲裁にも入るから」
「・・・・・」
「大体君はいつも陰で見てるだけで何もしない、去年も今年も昔から悠里くんを陰から身体張って守ってきたのは僕なんだよ。元々君に付き合う資格なんかないんだ。挙げ句のはてには悠里くんを完全に心をズタズタにした。やっと言いたいこと言えたよ。
まぁ立花くんとお幸せにね」
智樹は去ったが今の発言はどん底に突き落とされた。
智樹と悠里は恋人になった…
身体関係も持った…悠里は智樹に抱かれた…
確かに智樹に助けられてばかりだった。
今まで俺は悠里のために何をした?
俺には口出しする資格はない…
「ひろくん?」
ウチの入り口前に晴翔がいた
「はる?」
俺のそばまで駆け寄ってきて
「昨日より顔色悪いよ何があったの?」
「今日は帰ってくれないか…いやもうウチに来ないで」
「やだ帰らない。ならここでパンツ事脱ぐよ」
「分かったよじゃあ少しだけだよ」
「はーいお邪魔します」
「でひろくんはどうしたの?」
「悠里と絶交したって本当?」
「ひろくんやっと兄ちゃんと話せたんだね。
仲直りは出来た?」
「いや智樹から聞いた。
悠里は顔すら見てないよ。」
「そっか、ひろくんの事で言い争いになったんだ、兄ちゃんかなり人が変わったようなひどい言い方だったから」
「また俺のせいでこんな事にごめんじゃ済まないね…」
バッ…リビングのソファーで隣から抱きついてきた
「何言ってんのさぁ、俺とひろくんの仲でしょ?チュッ…そもそも仲直りすれば俺達も仲直り出来るし、えっと一石なんちゃらだっけ?」
「一石二鳥ね。でもごめんそれは無理だよ」
「何言ってんの?諦めないって皆で約束したじゃん!」
「悠里に恋人が出来たんだよ!」
「はっ?…なにそれどういう事?」
晴翔に智樹との出来事を全て話した。
「信じらんない!
それじゃ兄ちゃんも人の事言えないじゃん。
アイツやっぱり兄ちゃん狙ってたんだ。
俺アイツ前から嫌いだった。裏が激しそうでなんか雰囲気が嫌だったんだ。今スゲー病んでる兄ちゃんの心につけこんたんだな」
「それでも悠里は智樹を選んだんだ、俺は何も言えないよ…」
「何言ってんだよ!
兄ちゃんみたいな弱気になって。
アイツにズタボロに言われてショックなのは分かるけど、ひろくんまで諦めんなよ。
アイツと付き合っても兄ちゃんは幸せになれないし、心が更にボロボロにされるだけだよ、
あんな兄ちゃんは俺大嫌い!
元の兄ちゃんに戻せるのはひろくんだけだよ」
「智樹がケアしてくれるよ…」
「言っとくけどウチは皆智樹を彼氏とは認めないから絶対に!」
《悠里くんの心をズタズタにしたは君だよ》
《そもそも君に付き合う資格はないんだよ》
「・・・・・ごめん」
「ハァ…見損なったよ、、でもね俺は待ってるから。またLINEするよ。後ちゃんと寝て休んでね…じゃあね」チュッ
返事も見送りもせず帰らせた…
悠里が智樹を選んだ、、そうなったのも俺のせいなんだから。せめて悠里の幸せだけ願うよ
さようなら松丸悠里くん…
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