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水曜…いつもは悠里とデートデーだった。
今日は久しぶりに1人にで最寄り駅メッセージ駅と言う摩訶不思議な駅名だがそれなりに栄えてる。
俺は商業施設の本屋に寄って帰ろうとした歩いてたら
「あらっ大翔様こんにちは」
千尋んちのメイド佐藤綾乃さんだった
今日は私服だったが本当美人だ。今日は髪を下ろして軽く結んでる状態だ。一瞬分からなかった。
「綾乃さん?こんにちはお買い物ですか?」
「今日はお休みいただきましたので久しぶりに寄ってみたんです。ところで失礼ですが顔色が少しよろしくないように見えますが大丈夫ですか?」
「ちょっと色々ありまして…」
「お時間ありましたら良かったらそこでカフェでお話しませんか?相談したい事何でも話して下さい」
それから俺達はカフェに入り俺はアイスティを、
綾乃さんはカフェオレを。
そして綾乃さんに送って貰ってからの全てを話した。綾乃さん黙って優しい顔で頷いたり聞いてくれた。
「そんな事が…恋人さんのお気持ち良く分かります。
浮気と言うのはやはり誰にとってもいい事は有りませんし傷付くのは当然な事てますから。
ですが大翔様も反省なさって誠意を見せたんです。
辛い中正直に打ち明けて誠心誠意謝られた。
騙して開き直る人よりよほど立派だと思います。」
「立派なんかじゃないです、悠里も弟もそして千尋も皆一気に傷付けた。この結果も報いなんだと思います。」
「その恋人さんが本気で付き合ってるお方がお好きなら難しいお話ですわね。今は少し時間を置いてよくお考えになってみて下さい。また本気でやり直したいか今後どうしたいかは大翔様がお決めになる事ですから」
「ありがとうございます」
「ただもし千尋様と交際を始める事がありましたら、その時は…1番に私に教えて下さいね?」
「えっ?」
千尋と付き合う…
「可能性の話ですわ…千尋様は大翔様がお好きなのはもう分かります。最近は明るさが戻ってきました。
奥様が亡くなられてから心を閉ざしてしまっていたのでよほど嬉しかったんだと思います。
大翔様には人を惹き付ける力があります。実際私も初めてお会いした際この方は信頼出来る方だと思いましたもの」
「そんな俺なんか…でももちろん千尋とも仲良くしますよ、今は結論は出ませんが考えて色々考えてみます」
「ありがとうございます、
もちろんいつでも居らして下さいね歓迎しますわ」
「はい、ありがとうございます」
今後の事かぁハッキリ言ってまだ分からない。
綾乃さんの言うように時間は必要だ。
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