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96 大翔視点……
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1度間違えましたすいません
《ここは……どこなんだろう?俺はそっか死んじゃったんだな……眠いなぁ…母さん、悠里さよなら》
《ひろ……》
《えっ?この声……》
《大翔》
《父……さん?》
起き上がると
《大翔帰りなさい》
《父さんここはやっぱりあの世?》
《違う、まだ間に合う帰りなさい》
《父さんずっと会いたかった。話したいこともたくさんあるよ。父さん亡くなって4年だよ?》
《大翔あまり話せないんだ。帰れなくなる。
だがまだ戻れるお前は帰りなさい》
《もういいよ…辛いし俺も父さんと行く!》
《バカ野郎!人生は1度なんだ、ちゃんと生きなさい。辛くても逃げるな、母さんを1人にする気か》
《父さんだって俺らを置いてったじゃないか!母さんも俺も父さんのせいで苦労したんだ!》
《分かってる1番悪いのは父さんだ。お前達に苦労させたのも事実だな、本当にすまない。でも頼む父さんの願いだ…生きてくれお前ならやり直せる》
《分かった…もう会えないの?》
《いつかまた会えるさ…それまでは元気でな》
「ウウン…ウッ!」
ここは?身体が…痛い…動けない…だるい
「大翔!」
「ウウッ…あっ」
直ぐに医者が来て診始めた。
「意識が戻ったようですね。
この後検査し、容態を特に脳に異常がないか詳しく調べます」
「ああっ…」
話ずらい…そうだ思い出した…俺は…俺は
ピロンピロンピロンピロン
「先生心拍が異常に上がってます」
「不味いなショック性かもしれない…鎮静剤を…」
「大翔落ち着いてもう大丈夫だからね」
怖い怖い…落とされて床にあの痛み…ウアーー
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