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坂本涼太side
取引先に俺が気に入っている男の子がおるんやけど
最近、仕事で絡んでていてもなんだか余所余所しい態度
「なぁ、なっちゃん。今夜どう?」
夏「ぁ、、の…もう、そう言うのはしたくないというか…」
「どうしたん?急に」
これはもしや…
とうとう我孫子と言う後輩くんに取られてしもたかな…?
夏「恋人…できたんで…もう、涼太くんとはそういうのせぇへん」
可愛い顔で俺を見つめててけじめをつけようとしてる
真剣な顔も可愛いな
ほんまに俺好みの子やったんやけど
あーぁ、俺がいつまでも余裕ぶってたのが悪いんやけど
手放すには惜しかったな…
「そっか…まぁそう言うことならしゃーないな。でも、友だちとしては遊んでくれるよな?」
夏「それは、うん。もちろん」
「ん。ほなお幸せにな?」
俺がまたまたなっちゃんと耳元で会話をしてるもんやから
わかりやすく我孫子くんが嫌そうな顔で俺のことを見てる
荷物を持って会議室を出ようとすれば
『ちょっと、いいですかっ!』
一言物申したそうな顔で俺のところにやってくる我孫子くん
「なんや?」
『夏目さんはっ、素敵な恋人と上手くいってるんですから、邪魔したって無駄ですからねっ!』
「おー、自分のことそんな素敵な恋人って過大評価してるんやな?」
煽りのつもりやったんやけど
『…え?夏目さんは、俺とじゃなくて幼馴染のそりゃもうめちゃくちゃイケメンの人と付き合ってるんですよ?知らなかったんですか?』
とキョトン顔
「え、、相手はお前じゃないん?」
『違いますよ…僕は…全然、これっぽっちも相手にされてないんで…』
なるほどな
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