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「年越し蕎麦はいつ食べる?」
「とーさんはもう食べようかな。」
「あ、じゃあ僕も!」
「はいはい。湊音はうどんでしょ?」
そばがあまり好きじゃない僕には毎年うどんが出る。
毎年別で僕だけうどんを茹でてくれる
流石、母親って感じか。
「初詣はどうするの?」
「年明けて少ししたら
友達迎えに来る。」
「そう、暗いから気をつけるのよ?」
「うん、ありがと。」
きっと人も多いだろうし
寒いから長くはいないと思うけど。
年が明け
両親に挨拶をして
迎えに来た志生とハチと合流した。
「那央、あけおめー!!!」
真夜中なのに元気がいいハチ。
「あけおめ。」
優しい手で頭を撫でる志生。
「あけおめ!!!」
笑顔で2人に挨拶をした。
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