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冷たい。
ここはどこだ…。
コツコツ…
高いヒール音がする。
少しずつ意識が戻ってきた。
確か僕は奏斗に頬を殴られて…
ここは寮のベッドにしては冷たいし硬い。
「あら、お目覚め?」
「…!!!!」
聞きたくない声の主の残りの1人。
僕が地元から逃げたかった人の1人。
「んっ!んんっ!!!」
口にはテープが貼られている。
「今剥がしてあげるから静かにして?
口が切れてるでしょう?優しく剥がすから落ち着いて。」
ゆっくりと丁寧に剥がされたが
それでも切れた口元には響く。
「てめっ!なっ…で!!」
怖い。
上手く話せてる気がしない。
「可哀想に…綺麗な顔が傷つけられて…。」
そう言って頬を撫でる。
抵抗したいのに自由が効かない手足。
奏斗に縛られたまま運ばれたのか。
「怯えた顔も可愛いわ…。
本当は笑顔が見たいのだけれど…
笑ってくれるかしら?」
「誰…が、お前に笑うか!」
「まぁ、いいわ。
2年前の再開しましょう。」
「…んぅ!?」
そう言って唇を重ねてきた。
「やめっ!」
抵抗をしようと口を開くと
ここぞとばかりに舌をねじ込まれた。
噛みちぎってやりてぇ。
もう喋れないようにしてやりてぇ。
でも動き回る舌を捉えることはできず
抵抗も虚しく終わった。
「…はぁ。はぁ。…てめ…」
「ふふっ。2年経っても変わってないのは
可愛いわね。てっきりあの男に穢されたかと思ったわ」
僕の睨みなんか効かないかのように
余裕な笑みを見せる。
女の指は頬から下り
僕のシャツのボタンを外す。
「やめっ…」
「言ったでしょう。
これは2年前の再開なのよ。」
全てのボタンを外し
止まらず下半身にも指を這わせる。
「…勃たないわ。」
勃つわけがない。
気持ち悪い。
「勃たせてくれないと既成事実が作れないじゃない…。」
そう言って女は脱ぎ出した。
「やめっ……ひぐっ…ごめっなさ……」
ついに僕は泣き出してしまった。
「あらあら…泣かせる気はないのよ?」
そう言って女は僕の頭を撫でて
僕の元気がない下半身を口に含んだ。
「やっ!…おねが…やめっ」
力なく抵抗する声。
気持ち悪いのに
嫌で仕方ないのに
身体は生理現象には抗えず
少しずつ硬さを持つ下半身。
「ごめ…なさ…。ごめんなさい…ごめんなさい。」
謝ることしか出来ない。
「んーもっと硬さが欲しいけどいっかぁ」
そう言って服を脱ぎ出す。
これから行われる行為はどうしても避けたい。
「おねが…やめて…
それだけは!!」
「うるさいわね。
"また"同じことが起きるわよ。」
「ひっ……」
「いいのかしら?
また大切な彼が傷ついても…?」
服を脱いだ女はカチカチと
カッターを見せつけながら
僕の下半身に自分の下半身を宛てがおうとした。
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