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その翌日。
『今親御さん2人とも居るか?』
突然の志生からのメール。
「居るけど…?どうしたの?」
『今から行くわ』
え!?
来るって家に?
バイクで出かけるのかな?
しばらくしてバイクの音が聞こえたから
家から出た。
「なんで親のこと聞いたの?」
ヘルメットを被ってる志生に聞いたけど
聞こえてるかな?
「っ!!?」
ヘルメットを外した志生を見て驚く。
綺麗に染まっていた
銀色の髪の毛が真っ黒になっていた。
「きんちょーすんなぁ。……うし、行くか」
ギュッと僕の手を握った。
ピンポーン
僕がいるのにわざわざ鳴らすインターホン。
え、てか僕の家入るの!?
両親居るけど……。
『はい。』
インターホン越しに聞こえたのは
父親の声だった。
「夜分遅くにすみません
な……湊音くんの友人の京極と言いますが」
『湊音の友人…遊びに来たのか?
まぁいい、今開けるよ。』
そう言ってドアを開けると
そこには両親の姿があった。
「突然失礼しますが、おふたりに
お話したいことがありまして
お時間いいっす……ですか。」
慣れない敬語。
両親に案内され志生は
リビングへ通された。
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