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…が、そうもうまくいかないのが現実だ。
翌日。
副会長の推薦者が
徹だってことを会長と副会長に伝えると
僕より先に徹が副会長に呼ばれ
生徒会室の缶詰になっている。
その間僕は休学中の授業の遅れに
追いつくために自習していたが
徹以外は友達もいなく
1人だった。
そんな時、呼び出されたのだ
「ちょっとあんた。
モンド様とどんな関係!!?」
なんかデジャブ?
あの時は、たしかエメ様だっけ?
くま先輩の時もこんな感じだったなー。
そう他人事のように思っていると
「ちょっと聞いてるの!!!?」
ヒステリックが上昇してしまった。
「あーえっと
会長とは特にというか…
外部生の僕の相談とかを聞いてもらってたというか…」
「モンド様はね!
外部生だからってだけよ!
優しいお方だから気にかけて下さっただけよ!!」
んー確かにそうかも。
「調子に乗らないで!!」
そう言ってどこから持ってきたのか
バケツいっぱいの水を掛けてきた。
う、嘘だろ…まだ2月終わり頃。
「これに懲りたらモンド様に近寄らないで!」
んーそう言われましても
これから正式に任命されたら
引き継ぎとかあるしなぁ…。
去っていったヒステリックな生徒と
びしょ濡れで置いてけぼりの僕。
風邪ひく前に寮戻って着替えよ…。
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