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保健室
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佐伯君が僕を連れてきたのは保健室だった。
その間にわかったことは
今は朝。
どうやらあのまま気を失って次の日を迎えたらしい。
佐伯君が1番最初に学校について、倒れたままの僕を見つけた。
まだまだHRまでは時間があるし、保健室で休め、
とのこと。
優しくて
こういう優しさに普通なら安心するはずなのに
震えは止まらないし呼吸も中々整わなくて乱れたまま。
そんな僕をそっとベットにおろした。
さっきから佐伯君はゴソゴソと何か探している。
「とりあえず袋な。口に当ててゆっくり息して。何されたか知らないけどとりあえず落ち着け。話はそれから」
隣で背中を優しく撫でていてくれる。
…あれ?
僕、佐伯君に触れられてるのに嫌な感じしない。
教室とかでクラスメイトとちょっと手と手が触れただけでもビクッてしちゃって大変なのに
昨日会ったばかりの佐伯君は大丈夫なの…?
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