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過去__10
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2人で並んで帰り道を並んで歩く。
どちらも無言だし…先輩なんでついて来たんだろ…
あぁー………
「あのさ…要。俺、要と「あ!そうだ‼︎」」
「え、要…⁇」
「今度の天体観測、僕の班は人が少なくて6班と合同でもいいですか?元々6班も人が少ないですし」
「い、いいけど……。
それより要…「わかりました!6班にも言っておきますね。よかったー!」」
先輩の言葉を遮る。
嫌だ。言って欲しくない。
別れたく、ない。
「要、俺の話聞いて」
「ご、ごめんなさい…」
流石にわざとだって暴露た。
先輩は俺の目の前に立って真剣な表情になった。
「前、教室での会話聞いたんでしょ?」
「き、聞いてないよっ‼︎」
「本当に?」
「うっ…………うん」
「聞いたんだよね?…そのことなんだけど…」
もう、終わった。
駄目だ……
逃れられない。
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