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後悔
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教室に戻ると佐伯君の荷物は机になかった。
自分の荷物を持って教室を飛び出す。
まだ、追いつけるかもしれない。
普段走ったりなんかしないから転びそうになる。それでも佐伯君を探して玄関まで走った。
玄関を出てすぐ、校門の方を歩く佐伯君の姿が見えた。
「さ、佐伯くっ…………」
名前を呼ぼうと声をあげたけど途中でやめた。
隣にはさっきの女の子。
そっか、あの子と一緒に帰るからメールしてきたんだね…
なるべく2人と会わないように駅に向かった。
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