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自己紹介
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進藤が目が覚めた後、進藤を家まで送ることにした。
警戒してるのか、断られた。だから
「俺、先生に君を送り届けるようにって頼まれてんだよ…‼︎
な?だから、送らないと後から怒られちゃうし……送らせて?」
なんて言ったけど嘘。頼まれてなんかない。
ただ、俺の気まぐれ。
さっき、泣いてた進藤が少し心配なだけ。
俺の良心というか、なんというか……
…そんな感じだよ!分かってくれるだろ?
駅まで歩いてる途中、話しかけてみた。
でも何か怯えてるっぽいし。極度の人見知り?
「そういえば、俺の名前分かる⁇」
そう聞くと静かに首を横に振られた。
だよな、俺も亜実に言われるまで存在すら知らなかったし。これでも同じクラスなのにな。
俺は自分の名前を言ってから
「燈って名前、女みたいでしょ?
よくからかわれる!でももう全然気にしてないんだ。よかったら名前で呼んで!」
なんてヘラヘラ喋ってた。
亜実以外の人の前でこんな風に喋ったの初めてかもしれない。
「ねぇ、俺、進藤君のこと要って呼んでいーい?」
そう言うと
「う、うん……いいよ」
って声に出して答えてくれた。
思わず、やったぁっ‼︎…なんて喜んだ。
柄にもないな……なんて恥ずかしくなった。
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