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原因
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要の横に同じようにしゃがんで顔を覗こうとしたらプイとそっぽ向かれた。
…え、怒ってんの?
原因俺⁈え、全く身に覚えがないんだけど⁈
「え、要⁇」
そっと肩に手を置いたらこれは拒否されなかった。きっと払われたりなんかしたら流石に立ち直れなくなる……。
「ごめん、俺なんかした?」
そう聞いたらコクっと静かに頷いた。
……本当に身に覚えないわ。
何したんだっけ?
寝てる間に蹴った?
寝言でなんか言った?
……俺、そこまで寝相悪くねーし、寝相なんて言ってない…はずだろ。
じゃあなんだよ。
「ごめん。酷い事したんだろうけど身に覚えない……」
それ聞いてすぐに顔をあげた。
こっちを睨む要…
教えてくれるわけないか。
「首……」
「え、首?」
「首だけじゃない…身体中」
「痛いの?」
拗ねたようにボソ、ボソ、と話す。
どんだけ怒ってんだよ。
「違う。…………跡」
「あ…………」
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